パスタに大麦⁉︎海を守るサステナブルなエコストロー3選
ワンウェイプラスチックの使用削減を目的とする、2022年4月に施行されたプラスチック資源循環法。
飲食店では使い捨てのプラスチックストローが廃止され、紙ストローが導入されるようになりました。
こうした機運の高まりで、最近は紙素材以外にも自然素材を利用したエコストローが沢山登場しているんです。今回は、今話題のサステナブルなストローを3種類紹介します。
①パスタでできた「The Amazing Pasta Straw」
カリフォルニア州マリブ発のパスタストロー「The Amazing Pasta Straw」。
海沿いのレストランで大量廃棄されるプラスチックストローを削減したいという想いから開発されました。
マリブのパラダイスコーブビーチカフェでテスト導入した所、想像通り利用客から大反響だったそう。今では既存の使い捨てストローに変わる画期的な代替品として、世界各地で人気を集めています。
使い終わったらいつものパスタと同じように、茹でて食べられるのもサステナブルですね。
②サトウキビ由来の「4Nature」
「4Nature」は、低コストかつ飲み物の味を損なわない、しかも使用後の再資源化を見据えた三方よしのエコストロー。
こちらは、今まで産業廃棄ごみとされてきたバガス(サトウキビを絞った時にでる残渣)とPLA(ポリ乳酸)を主原料とする100%地球に還るアップサイクル商品です。
紙ストローにはない、口当たりの良い微かなざらつき、サトウキビ特有のほのかに甘い香りにも定評があります。
③おおむぎママの麦ストロー®
福井産の六条大麦の茎から生まれた天然素材の「おおむぎママの麦ストロー®」。
無味無臭、無漂白、無着色と素朴でノスタルジックな気分に浸れる、手間ひまかけて作られたエコストローです。
元々は麦茶を購入されたお客様へのノベルティーだったそうで、衛生面の問題から商品化は困難だと見送られていたそうです。
しかし、昨今のプラスチックストローを見直す機運の高まりで、問い合わせや取材も増えたことがきっかけとなり、福井の麦畑と大麦に気持ちを添えた商品として一般販売されるようになりました。
環境にも人にも優しい自然派素材のストローは、ちょっとした贈り物やギフトをお探しの方にもぴったりですね。機会があれば、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょう。