電動コンポストを購入して、心まで循環しはじめた話。
我が家は環境負担がとてつもなく大きい。
偏食な3人の子ども、もうすぐ4才の双子は未だトイレトレーニング中。(使い捨ておむつゴミの量が半端ない)
可燃ごみの量は、ご近所一ではないかと思うほど…。
そんなこんなで、免罪符の意味合いを込めて購入したのが、VITAMIXのフードサイクラー。
本記事を読んでいる方は、コンポストやゴミ削減に興味ある、環境意識の高い人が中心でしょう。
アナログ、自動式問わず、コンポスト導入で身に起きた変化や実感を本音でお伝えしますね。
◎コンポストで生活にリズム感が生まれた
ご存知の通り、コンポストは生ゴミを資源循環させる道具。有機物を微生物の力で分解する、古の知恵である。
(ここでは、コンポストの仕組みや作り方は省略します)
しかし、従来型のアナログ方式は手間と根気が必要だ。少なくとも、ズボラな私は3日坊主で終える可能性が高い。
そこで白羽の矢が立ったのが、ハイパワーミキサーで有名なVITAMIXが販売するフードサイクラーだった。
生ゴミを容器に移し、ボタン一つで約5〜7時間で堆肥化する優れものである。
正直、定期的なフィルター交換や、電力消費が必要などパーフェクトとは言えない。
それなりのお値段で、初期投資&ランニングコストもかかる。
それでも、生ゴミのダウンサイジングという最大の目的達成にはベスト手段であった。
コンポスト導入で、惰性的で無意識なゴミ捨てをやめた。
生ゴミはゴミ袋へポイっと、思考停止とも言える習慣がなくなった。
<買う・使う・捨てる>生活サイクルに、”自然に還す”ひと手間が加わった。
不思議なことに、生活にリズム感が生まれる。1日をリセットする、貴重なリチュアル。
リセットというアクションを足し算したら、心苦しさが和らいだ。心が巡りはじめた。
自然への感謝や地球とのつながり、畏敬の念さえ感じる。決して大げさではない。
◎キッチンはゴミ削減の要諦
家庭ごみの大半は、台所から生まれる。
どんなに工夫や努力しても、一定量のゴミは出てしまうもの。
(我が家の場合、ゆっくり過ぎるトイレトレーニングも喫緊の課題)
「家庭ごみが多い」とお悩みであれば、コンポストを活用してみてください。
自分にも、地球にも優しいサスティナブルな処方箋として…。
今回、電動コンポストというと飛び道具を投入しましたが、
ダンボールコンポストやマンションでも取り組める密閉式バッグ型まで形態は多種多様。
お住まいの地域によって、公共コンポストが利用できる場合もあります。
持続化可能な社会は、一人ひとりの持続可能な習慣の延長線にきっとあるはず。
ムリなく続けられそうなアクションを探り当てることが
SDGs目標達成の肝心要なのかもしれません。