葉っぱのお手紙と共に、海ゴミアートをお届け
皆様は、海で拾ったゴミでアートを作り自給自足生活をされている女性がいることをご存知でしょうか?
私はInstagramで彼女を知り、とても素晴らしい活動をされている方だと思ったので今回皆様にご紹介します。
彼女の名前は海ゴミアーティストのあやおさんです。石川県にお住まいの彼女は、「美しい地球で生きたい、綺麗な海で泳ぎたい」という思いで、海のゴミを拾い、それを生き物の形をしたアートにして販売しています。
それが、とても愛らしい生き物たちなのです。
海洋ゴミ問題は世界的にも問題視されている一つで、とても深刻化しています。
2050年には魚より海洋ゴミの量が多くなると言われていることをご存知でしょうか?
ウミガメや魚が海に捨てられたプラスチックのゴミを食べて窒息したり、さらにそのプラスチックを食べてしまった魚たちを私たち人間が食べているのです。
海を綺麗にするということは、海の生物を守るだけでなく、私たち自身にも直接的に影響を与えます。こう考えると、身近な問題に感じてきませんか?
あやおさんのアーティスト活動は、アートを通して世界中に海洋ゴミ問題を訴える素晴らしい活動だと思います。
あやおさんはこれまでは、文字で「海を綺麗に」「ゴミを拾おう」などと言っても、なかなか思いが届かずにもどかしい思いをしていました。
しかし、海ゴミアートを抱えて写真を一枚SNSに投稿すると「これはなんだ?」と多くの人々に一瞬で環境問題や、思いを伝えることができるようになったそうです。
あやおさんが海ゴミアートを作るのにかかる時間は、ゴミ拾い、分解し、洗って乾かして、という工程を得て少なくとも1日はかかるそうです。
さらに、とにかくゴミを出したくないと考えているあやおさんは、作品をお届けする際に使用する段ボールはスーパーから調達し、同封する手紙は葉っぱを使用。
緑の葉っぱのお手紙って素敵ですよね。
あやおさんの海ゴミアートをみると、ゴミには見えません。むしろ深い意味と想いのこもった価値のある芸術的な作品です。
「美しい地球で、これからもきれいな海で泳ぎたい」というあやおさんの真っ直ぐな思いに共感する人々は多いはず。
地球は私たちの家であり、海洋汚染は他人事ではありません。
ビー玉のように綺麗な青い地球がいつしか、ゴミに埋もれた、灰色の地球になってしまわぬように。
私も自分に今すぐできることから、地球のために何かを始めようと思います。
今日はペットボトル飲料を買わずに、水筒を持参します。
大きなことをしようとすると続かないから、まずはいますぐできることから始めようという気持ちが大切ですよね。
あなたも、できることから始めませんか?
あやおさんのInstagramはこちら
https://www.instagram.com/ayaotsukuru/?hl=ja