写真の投稿で飢餓を救おう!おにぎりアクションとは
みなさんはおにぎりアクションをご存知ですか?
おにぎりアクションとは、NPO法人 TABLE FOR TWO Internationalが開催する「おにぎりで世界を変える」をテーマにした寄付活動です。
TABLE FOR TWOとは?
TABLE FOR TWO(TFT)は、世界で起きている「食の不均衡」を解消するために活動する団体です。今世界では、10人に1人が充分な食事がとれずに、生存や社会的生活が困難な飢餓状態、4人に1人が食べ過ぎや食生活の乱れなどによる肥満状態にあります。
これらの「食の不均衡」を解消するために、企業と提携し社員食堂や自動販売機、スーパーやレストランでヘルシーメニューやドリンクを購入するとそのうちの一部が発展途上国の給食費として寄付される仕組みになっていたり、個人でも給食費の寄付やこれから説明する「おにぎりアクション」への参加、TFT対象商品の購入による寄付などさまざまな取り組みを行っています。TFTの取り組みに参加することで肥満状態の人はヘルシーメニューを、飢餓に苦しむ子どもたちはあたたかい給食を食べることができてお互い健康的な生活を送れるようになる、まさに一石二鳥の素晴らしい取り組みですね。
発展途上国の子どもたち
アジアやアフリカ地域の子どもたちの中には、満足に食事をとれず幼いうちに命を落としてしまうことも多くあります。また貧困の中で家業の手伝いに時間を割かれ、学校にいけない場合も。こうした貧困と飢餓の中では十分な教育も受けることができず、貧困と飢餓の連鎖は次の世代まで受け継がれてしまうという、負の連鎖が続いていました。
しかしTFTが学校給食に注目して寄付を始めたことにより、1食の給食が子どもたちが学校に通うきっかけになりました。子どもたちの学校出席率は大幅に上がり、栄養状態も飛躍的に改善。学校に通うことにより学業成績も上がり、これは彼らが将来貧困から脱却するためにとても重要なことですね。
「おにぎりアクション」で飢餓を救おう
TFTのさまざまな活動の中で、簡単に個人で参加できる「おにぎりアクション」という活動があります。これは、おにぎりにまつわる写真をハッシュタグ「#OnigiriAction」を付けてSNSに投稿、または特設サイトに投稿すると、協賛企業が写真1枚につき100円(給食5食分)を提供し、給食としてアジアやアフリカの子どもたちに届くという取り組みで、2015年からスタートし毎年10月16日の「世界食料デー」前後約1か月にわたって開催されています。
2022年の「おにぎりアクション」では約7,800人の子どもたちに1年分の給食を届けられたようです。
写真1枚の投稿で救える命や未来があるのですね。ぜひみんなで参加しましょう。
TABLE FOR TWO公式サイト: https://jp.tablefor2.org/
おにぎりアクション公式サイト: https://onigiri-action.com/