汁物をシンクに流さないで!環境とあなたを守るために
美味しいご飯の後のお片付け。
「さあ、洗い物をしよう」と汁物をシンクに流す・・・。
ちょっと待った!!!!
それは、実はとても環境に悪い行動なんです。
なぜ汁物をシンクに流すのは良くないのか?
普段何気なく行っている、食べ終わった後のカップ麺の汁や鍋のスープをシンクに流す行為。
実は、私たちの環境や暮らしに大きな影響を与えていることをご存知でしょうか。
1. 配管を傷め、悪臭の原因に
汁物に含まれる油分は、配管の内壁にこびりつき、時間が経つと固まってしまいます。
これにより、配管が詰まったり、悪臭の原因になったりすることも。
また、配管の寿命を縮めてしまう可能性もあるのです。
2. 水質汚染を引き起こす
シンクから流された油分は、下水処理場で完全に処理しきれないことがあります。
そのまま川や海に流れ出し、水質汚染の原因に。
水生生物の生息を妨げ、生態系に悪影響を与えるだけでなく、私たちの食料源である魚介類にも影響が及びます。
3. きれいな水に戻すには時間がかかる
一度汚染された水は、自然の力で浄化されるまでに長い時間がかかります。
また、高度な処理技術を用いたとしても、完全に元の状態に戻すことは困難なことなのです。
汁物を処理する適切な方法
では、汁物をどのように処理すれば良いのでしょうか?
まず、私が取り入れているのは「飲み干せる量だけを作る」です。
水も節約できるし無駄のない解決方法ですが、それでもどうしても余ってしまう場合もあるでしょう。
その時は、下記の方法で処理してみましょう!
- 固めて捨てる: 市販の固める剤を使用したり、猫砂や重曹を混ぜて固めたりする方法があります。
- 燃えるゴミに出す: 冷ましてから、燃えるゴミに出せる地域もあります。自治体のルールを確認しましょう。
- 再利用する: リゾットやチャーハンなど、別の料理に再利用するのも良いアイデアですね。
ただ、私は2は推奨しません。。。
なぜなら、液体の状態の物を燃やすには、とてもとても大きなエネルギーが必要だからです。
燃やすことで、結果環境にも良くない状況を生み出しかねません。
まとめ
汁物をシンクに流すことは、一見小さな行為かもしれませんが、環境や私たちの暮らしに大きな影響を与えます。
少しの手間を惜しまず、適切な処理方法を選ぶことで、より良い未来へとつながるはずです。
そして、この行為が当たり前すぎて知らない周りの人に、ぜひ呼びかけして伝えていきましょう。
- 汁物をシンクに流さないことを家族や友人に広めましょう。
- 地域の清掃活動に参加し、環境問題に関心を持ちましょう。
- 環境に優しい製品を選ぶことを心がけましょう。
今すぐ、私たちにできることから始めてみませんか!!
私たち一人ひとりの小さな心がけが、地球を守ることに繋がっていくでしょう!