SDGs特選コラムNo. 2

SDGsの目標達成には「ごみ」をいかに生かすかがカギ!?

SDGsは「経済・社会・環境」の目標の3つの側面でバランスがとれた社会を目指す世界共通の目標ですが、「ごみ問題」を解決に向けていくと、このバランスがとれて「循環型」になってくるのではと思います。

「12.つくる責任 つかう責任」で、まずごみになるようなものをつくらない、買わない。ということから始まり、それでは「ごみにならないようなものをどうやって作るか?」を考えると、これまでになかった便利で安く、分解でき、リサイクルできるものを作る、またはリサイクルする方法を考えようとする。これが「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」にあたり、新しい製品を産み出すことができれば雇用にもつながり「8.働きがいも経済成長も」にもつながってくる。
ごみが減れば、「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」の環境に影響して、資源を生かせる地域社会が「11.住み続けられるまちづくりを」として発展していくかもしれない。「ごみ」はどの問題にもつながってきます。

そんな「ごみ問題」に一人一人が取り組みやすい「生ごみコンポスト」についてです。

コンポストは英語でたいひ肥を意味し、日本では、たい肥化させる容器や機器をコンポストと呼んでいることが多く「生ごみコンポスト」も生ごみをたい肥化できる容器や方法のことです。

ごみを減らし、ガーデニングや畑の土に利用することができ、化学肥料を使わないので、安心な野菜も育てることができます。

コンポストいろいろ

生ごみをたい肥化する方法はさまざま。専用の容器では、庭に穴を掘って使う鐘の形状タイプ、ベランダに置ける回転式タイプなど、簡単に熟成できるようになっています。

一番手軽なのでは、段ボールコンポスト。
段ボールに、基材となるぬか、もみ殻などを入れて、地面につかないように設置し、自分でかき混ぜて1か月~3花月ほどで分解していきます。

段ボールコンポストを推進している自治体も多くあり、段ボールコンポストの作り方を紹介する自治体も多数見られます。

私が実践しているのは、プランターを利用したプランターコンポスト。家にある花が終了してカチコチになった土のプランターがあればできるという超お手軽方法。微生物のすごさを改めて実感します。

まだ、たい肥として完成はしていないですが、ぬか床を作るように、1日1回はかき混ぜたほうがいいというので、かき混ぜていると生き物のように感じて愛着がわいてきます。

さらにコンポストが分解するのは生ごみだけではありません。「コンポストトイレ」として「大小分離」方式でお手頃な価格の商品もあります。災害時に水が断水したときに役立つので、災害が多い今のご時世、必要になってくるのではないでしょうか。

コンポストに関連するアイデア

そんなコンポストですが、作ったたい肥の使い道が、ガーデニングや畑で使用する以外の用途が見つかりません。そこで、自治体でコンポスト利用の促進をするために、地域の店舗と合同のサービスがあればいいなと思いした。

・作ったたい肥を地域で交換
消費しきれないぐらい、たい肥を作ったときに、地域の園芸店で植物の苗や種と交換でき、園芸店は有機たい肥として販売する
(八王子市では、たい肥の引き取りと基材の交換を行っています)

※注意)肥料の販売は、肥料取締法に基づいて、
事業場の所在地を管轄する都道府県知事に販売業務に関して届出を行うことが義務づけられています。
個人間で販売するフリマでも必要なので販売する際には届出について確認が必要です。

生ごみのガス

今後、広まってくるのではないかと思えるのが生ごみや糞尿をバイオガスにするシステム。イスラエルの企業で「HomeBiogas」という家庭用の装置が開発されていました。
写真で見ると、庭がないと置けない大きさに見えるのですが、ベランダにおける製品の販売を待ち望みます

HomeBiogas
https://www.homebiogas.com/Products/HomeBiogas2

(外部リンク調べ2020年6月。アクセスできない場合があります)

編集部

TSUNAGOOD編集部です。サイト編集・運営を担当しています。

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