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SDGsに貢献する地産地消とは?地域課題の解決が世界目標へと繋がる!
資源保護にも大きくつながる地産地消はSDGsにも貢献する取組みとされています。
そこで今回はなぜ地産地消がSDGsに貢献するのかメカニズムについて簡単に紹介していきたいと思います。
地産地消とは?
そもそも地産地消とは、日本国内の食料自給率が低下した2000年過ぎから学生に『食料確保を考えさせるため』教科書に乗るようになったキーワードになります。食料をはじめとして、生産された場所で消費を促す事を指しています。
地産地消はどのSDGsと繋がるのか?
地産地消に関係するSDGsは複数あります。大きく関わる目標は2つ
- 14.「海の豊かさを守ろう」
- 15.「陸の豊かさも守ろう」
特に島国である日本にとって目標14の海の豊かさを守る事は海産物の養殖や漁獲の保全に繋がります。
また地産地消は食料面のみを支援するわけではありません。
- 7.「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
- 9.「産業と技術革新の基盤をつくろう」
- 13.「気候変動に具体的な対策を」
などにも好影響を与えます。
例えば目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」や目標13「気候変動に具体的な対策を」では地方でのエネルギー生産、消費を促すことでエネルギーの都心依存をなくし、運搬時の二酸化炭素排出削減に貢献します。
地方でのエネルギー生産は難しいとされていますが、北海道地域のバイオマス発電や洋上風力など新しい力を活用し、実現に挑戦しています。このように地産地消は地方の自然・経済を支援する考えでありながら、世界的な目標についても密接な繋がりがあります。
まとめ
さて今回は地産地消とSDGsの繋がりを紹介してきました。
もともと食料自給率を改善するために発案されたキーワードが世界目標にも繋がるというのはとても面白いものかもしれません。
地方の活動だからといって規模が小さいと考えず、大きな成果に繋がることを想像してみてはいかがでしょうか?
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