SDGsを機に日本の水環境を振り返ってみよう!日本の水環境は世界トップレベル?
日本は世界でも有数の水に恵まれた国です。それゆえ世界の水問題には鈍感になりがちです。そこで今回はいかに日本が水に恵まれているのか?SDGsと水の関係性と共に紹介していきます。
日本は世界有数の水に恵まれた国
日本は世界有数の水に恵まれた国として有名で、国民生活センターの発表によると2020年日本の水道普及率が約98%と報道しています。一般的な住宅街ではほぼ100%飲める水道が完備されています。これは綺麗な水が自然から採取できることや水の浄水機能の高さがあるため実現できています。しかしここまでのレベルは世界でも10ヶ国ほどしか存在せず、どれほど日本が水に恵まれているかが分かります。
(引用元)国民生活センター;https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000476640.pdf
国土交通省;https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_fr2_000020.html
日本も水質の悪化は確認されている?
しかしながら近年日本の水も綺麗なままではなくなってきました。排水や環境悪化によって徐々に川や海の水は汚くなっており、海産関係の養殖などに大きな影響を及ぼしています。
カテゴリー別に水質悪化の原因を紹介していきましょう。
排水
- 未処理の下水を排水
- 農薬や洗剤の過多利用
環境悪化
- 地球温暖化による異常気象や生物の大量発生
このような影響によって綺麗な水が採取しづらくなり、日本の水環境は少しずつ悪くなってきています。
個人でできる水問題への取り組みとは?
水環境の悪化について紐解いてきましたが、一人ひとりがこの問題について意識し、取り組まなければなりません。個人でも挑戦できることはあり、洗剤や農薬の用量を守った使用をするだけで水環境の悪化を食い止めることができます。
各自ができることから恵まれている水環境をのちの世代に残していってみましょう。
まとめ
さて今回はSDGsの水問題を機に日本がいかに水に恵まれているかを紹介してきました。
日々綺麗な水を利用できるがゆえに、衛生環境がよかったり、養殖産業が活気づいたりします。しかし今の水環境悪化が続けば感染症の蔓延や養殖産業の衰退は免れません。水について少し意識してみるとよいかもしれません?