固形シャンプーから始める身近なSDGs。
「SDGs目標12:つくる責任 つかう責任」
「SDGs目標13:気候変動に具体的な対策を」
プラごみの多くの7割以上はリサイクルされず、海洋ごみや埋立地に捨てられて
海洋生態系に悪影響を及ぼしています。
こうした中、最近の美容業界で見られるトレンドのひとつが「ウォーターレス」。
水を使わないことで、プラスチックボトルをなくせるメリットがあります。
中でも、広告や雑誌で目にする機会が増えたのが「シャンプーバー」。
いわゆる固形タイプのシャンプーやコンディショナーで、環境にも人にも優しい
商品として世界中で注目されています。
本記事では、固形シャンプーについて知っておきたい5つの魅力をご紹介。
手軽に始められるSDGsアクションのひとつとして参考にしてください。
1.ボトルレスでプラごみを削減
固形シャンプーの最大のメリットと言えるのが「プラスチックボトル不使用」である点。
ほとんどの製品は、リサイクルやコンポスト可能な紙パッケージなのでとってもエコ。
プラごみが出ないので、罪悪感もありません。
2.持ち運びしやすい
シャンプーバーは、水を含まないので軽量かつコンパクト。
スペースを取らないので保管もしやすく、携帯性も抜群。
スポーツジムや出張、機内持ち込みにもとても便利です。
3.高濃縮なので経済的
シャンプーやコンディショナーの成分が高濃縮された固形バー。
一般的な液体シャンプーやコンディショナーの2〜3本分に相当するのでとても経済的。
最後まで無駄なく使い切りたいエココンシャスな人にも最適です。
4.天然成分が中心なので髪や地肌に優しい
多くの固形シャンプーは、髪や頭皮に必要な天然由来の美容成分や植物オイルを中心に
人にも環境にも配慮された原材料でつくられています。
水を使った傷みやすいシャンプーに含まれる防腐剤も含まれないため
敏感肌やお子様も安心して使用できます。
5.環境意識の高い企業やブランドが多い
人にも地球にも優しいブランドやメーカーが多いのも特徴です。
主に、以下のような環境配慮が徹底されています。
- クルエルティフリー
- ヴィーガン
- ノンシリコン処方
- サスティナブルに調達された原材料
- 有害な化学物質を不使用
例えば、固形シャンプーブームの日付け役である、ニュージーランド発のethique(エティーク)は
生態系に悪影響を与えるパーム油を使わない、カーボンニュートラルで環境負荷を抑える取り組みなどが
評価されてB Corp認証を受けています。
このB Corp認証は、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に与えられる厳しい国際認証です。
世界78か国以上、日本ではわずか6社のみが対象となっています。
こうしたエシカルで公益性に配慮されたブランドの商品を選び、応援していくことも消費者としてのひとつの選択肢。
洗髪という身近なライフスタイルから人と環境のつながりを見つめ直すと、環境問題がぐっと身近になるかもしれません。
※参考
https://www.bcorporation.net/en-us/
https://ethicame.com/shop/pages/ethique
※画像引用
https://ethicame.com/shop/products/ET000109