イギリスの治安はいいの?
住み続けられるまちづくりのためには、治安が良いというのは欠かせない要素です。イギリスに住んでいると、日本の治安の良さがとても恋しくなります。
イギリスの治安について言えば、一般的には安全とされています。一部の地域では犯罪率が高い傾向がありますが、多くの観光地や主要都市は警察のパトロールが行われており、比較的安全な環境が提供されています。
しかしイギリスでは今、軽犯罪の被害を良く聞きます。貴重品や荷物の盗難、車上荒らしなどには注意が必要です。貴重品は常に目の届く範囲で注意を払うことが必要なので、気が抜けません。このような犯罪はニュースのなかの話だけではなく、身の回りで起きています。
知り合いの数人が、自転車に乗っているときに自転車を無理やり盗まれそうになったり、道端でスマホをみているときにバイクや自転車で横からスマホを奪われたり、車上荒らしの被害にあっています。セキュリティ付きのインターフォンが丸ごと盗まれたりということもあるようです。
イギリスでは交番をみかけません。重犯罪に注力し、軽犯罪の取り締まりに関してはコストを削減しているようです。一方、日本ではほとんどの駅に交番があり、安心感があります。日本は低い犯罪率で知られており、一般的に非常に安全な国とされています。人々が安心して暮らせる環境が整っています。
どこにいても、個別の状況や地域によって治安の状況は異なるため、旅行や滞在する際には現地の安全情報を確認することが重要です。また、現地の法律や習慣にも注意を払い、常識的な行動を心がけることが大切です。
治安の良いまちづくりのためには、ひとりひとりの心がけが重要です。犯罪率を自分から減らすことは難しいですが、できるだけ犯罪に巻き込まれないために、歩きながらスマホは見ない、車内には外から見えるところに荷物を置きっぱなしにしない、などの行動をいつも心がけています。