1月14日「いよかん」の日に、伊予柑をアップサイクルしたクラフトビール「Iyokan Saison（イヨカンセゾン）」が誕生した。サスティナブルな食品づくりを目指すBetter life with upcycleと、株式会社MOTTAINAI COCOLOFARMが協力し、通常廃棄される伊予柑の皮を活用することで、フレッシュな香りと爽やかな味わいを実現。

農業ロス削減と持続可能なビールづくり

柑橘栽培では、品質管理のために摘果（間引き）が行うが、従来この摘果果実は廃棄されていた。MOTTAINAI COCOLOFARMは、有機農法を導入し、摘果された伊予柑も活用できる環境を整備。これに賛同したBetter life with upcycleが、パンのミミをモルトの一部に代替する独自の製法と組み合わせ、フルーティーで香り豊かなクラフトビールを生み出した。

味わいと販売情報

「Iyokan Saison」は、ベルギーのセゾン酵母を使用し、ブラックペッパーのようなスパイシーな香りと、伊予柑の青くクリアな柑橘の香りが絶妙に調和。キレのある飲み口と、ほのかな酸味が特徴だ。

このビールは、ECサイト（販売ページ）で購入可能なほか、東京・神奈川・愛媛の一部店舗でも提供される。

食品ロス削減と地方活性化の取り組み

Better life with upcycleは、創業100年のベーカリーが手がけるサスティナブル・ブルワリー。食品ロス削減を目的に、パンのミミを活用したクラフトビールの製造会社。一方、MOTTAINAI COCOLOFARMは、農福連携や企業との協業を通じて持続可能な日本の農業を目指すプロジェクト「IMI」を展開。今回のコラボレーションは、環境に配慮した製品づくりと地方活性化を後押しする新たな取り組みとして注目されている。

廃棄される素材を活かし、美味しさと環境への優しさを両立した「Iyokan Saison」。新しい乾杯の形を楽しんでみてはいかがでしょうか。

画像と詳細情報はプレスリリースを引用しています。

引用元：@Press

https://www.atpress.ne.jp/news/422954