紙コップの再利用を考えよう!
いくつかの視点からSDG₂を提案してきた弓道でしたが、我が弓道部には一つだけSDG₂に反することをしています。
(弓道に関する記事一覧 )
ティ―タイムにはカラーのプラスチックカップを使い、毎回洗っていたのですが、コロナ禍から紙コップにしました。50個80円くらいなので安価であり、洗う手間が省けて良いのですが、ゴミの量はかなり増えました。毎週40個は廃棄しています。気になりつつも近辺で紙コップリサイクルはしていないので、紙だから、まあいいか、と目を瞑ってきました。
最近、学童保育の支援に入るようになり、紙皿と紙コップで皿回しの皿を作らせてみようと思い立ったことから、紙コップの再利用を考えました。
ネットで調べると、たくさんの紙コップ工作が出てきましたので、早速作ってみました。
上記写真に(1)~(4)があります。
(1)5㎝幅で放射状に底まで切り開いて、縁を丸くすることでコマができました。底を持って回すとよく回ります。少し色を付けるときれいなコマになります。
(2)縁を切り落としおきます。そして、1㎝か5㎝幅で切り開き、それを外側に斜めに折り曲げ1つ隣の隙間に入れると、かわいい籠になりました。切り落とした縁を3/4くらいに切り、本体の折り目に入れてボンドで留めると手提げ籠に。キャンディを入れたり小さな造花を入れて小窓の飾りにしたりするのにいいですね。
(3)籠の応用でかわいい帽子もできます。
(4)縁に4か所5㎜程の切り込みを入れ、2本のつないだ輪ゴムを切込みに入れます。これを別の紙コップに重ねて抑え、手を放すと、ピョーンと飛び出します。ウサギやカエルの絵を描くと低学年の子どもたちが喜びそうです。
(5)硬い縁を切り落とし、3㎜幅で切り開いて端を爪楊枝などで丸めると、なんときれいな菊の花に。
↓
(6)5個真横に3㎝ほどの幅に切り、長さの違いで分けておきます。長いものどうしを花形にボンドでくっつけます。その間にそのほかのパーツを折り曲げて入れくっつけます。5弁のきれいな花になります。
(7)6個の倍数を真横に切り、同じ長さの物だけを6弁の花を基本にくっつけていくと次々に広がります。壁のインテリアにもなりそうです。
↓
今は、弓友にも協力してもらい、使った紙コップはみんな洗って乾かし、持ち帰っています。
作品ができるたびに学童に持って行き、子どもたちに紹介すると「作りたい、教えて」と楽しそうに作り始めます。
高価なおもちゃを持つ子どもたちですが、こんな手作りのおもちゃの良さを教えつつ、SDG₂の大切さをも考えさせたいと思います。
参考