茶は再利用できる?活用法を紹介
お茶を飲んだ後の茶殻はどうしてますか?
私は緑茶が好きで、朝起きて熱いお茶を飲む事から一日が始まります。
緑茶には多くの栄養価がありますが、毎日飲む事で沢山の茶殻が出るためそのまま捨てるのがもったいなくなりました。
そこで、茶殻は再利用できるのか調べてみたので紹介します。
茶殻を再利用するには
茶殻を再利用するには、湿ったまま使う場合と茶殻を乾燥させる2つの方法があります。
ここでは、茶殻を乾燥させる方法を紹介しますね。
茶殻の乾燥法
- 絞ったあと電子レンジを使って水分を飛ばす
- 紙等に広げる
- 天日干しにしてしっかり乾燥させる
茶殻は腐り易いのですぐに乾燥させるのがポイントです。
茶殻の活用法
茶殻は食べる以外にも、便利な活用法が沢山あったので紹介します。
料理
- かき揚げ…茶殻を天ぷらの衣に混ぜかき揚げにする
- 茶殻ふりかけ…乾燥茶殻を粗くすりつぶし、塩、ごま、鰹節とまぜる
- 肉の煮込み料理に少し入れ、臭み消しに
肥料
- 乾燥させずそのまま混ぜる
- 乾燥茶殻を土に混ぜる
天日干しして日光に当てた茶殻は、良質の肥料になり、土壌を改善する効果があります。
美肌
茶殻をガーゼに包み顔や肌をマッサージすると、血行がよくなり肌がすべすべになります。
掃除
- 鏡の曇り止め…湿った茶殻で鏡をふく
- シンク・蛇口…湿った茶殻でシンクや蛇口を磨くとピカピカになる
- まな板抗菌…湿った茶殻でこする
- 家全体の除菌…湿った茶殻でふき掃除をする
- 錆防止…鉄瓶や鉄鍋を片付ける時、湿った茶葉でひとふきする
消臭
- レンジ内…茶殻をレンジでチンする
- 冷蔵庫…乾燥茶殻をコップに入れて冷蔵庫に置いておく
- 下駄箱…いらない布袋に入れた乾燥茶殻を、靴や下駄箱に置く
- 部屋の消臭…乾燥茶殻をガーゼ等で包み置く
私も、実際に茶殻の天ぷらを作ったり、掃除グッズとして使っています。簡単で、美味しくて、消臭効果もあるのでおすすめです。
では、そもそもお茶の栄養価は何でしょうか?抗菌効果についても調べてみたので、紹介します。
お茶の栄養価
お茶の栄養価は炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。
お茶の成分は殆ど水に溶けないので、ビタミンCやミネラル以外は茶殻に含まれたままです。
抗菌効果
緑茶を一日5杯程度飲むとカテキンの抗菌・抗ウイルス作用で、予防が期待できます。
〈具体例〉
- 腸関連(コレラ、赤痢、チフス、O157、ピロリ菌、食中毒)
- 呼吸器関連(風邪、百日咳、マイコプラズマ肺炎、インフルエンザ)
- 皮膚関連(水虫→湿った茶殻を湿布)
参照:公益財団法人世界緑茶協会
ほとんどのお茶の成分が茶殻に残っていると知ると、茶殻をそのまま捨てるのはもったいないですね。
まとめ
私たちが生活していくうえで、多くの物は消費され、いずれは廃棄物になってしまいます。
茶殻に限らず、環境を考えながら廃棄物処理をする事は、私たちにできる持続可能な社会実現の第一歩です。
栄養豊富な茶殻もただ捨てるのではゴミになるだけ。簡単にできる茶殻の活用法、ぜひ試してみて下さい。