近年、夏の40度を超える暑さや、冬の大雪は平年の4倍から9倍になっています。

これらの現象は異常気象と呼ばれていますが、このまま何もしなかったら私たちの生活はどうなるのでしょう。

そして、身近で私たちにできることは何なのか、異常気象の対策について調べてみました。

 今すぐ動こう！異常気象から地球を守る私たちの力

「このままだと、私たちの未来はどうなる？」

2024年、日本の年平均気温は観測史上最高を記録。海面水温も+1.46℃上昇し、これまでの記録を大幅に更新しました。グテーレス国連事務総長が言った「地球沸騰の時代」は、もはや現実となっています。

でも、絶望する必要はありません。今から私たちが行動すれば、まだ間に合います。

 今、何が起きているの？

リアルな数字で見る異常気象

• 夏の最高気温: 40℃超えが当たり前に
• 冬の降雪量: 平年の4～9倍の大雪
• 豪雨の頻度: 年々増加傾向
• 海面上昇: 毎年約3mm上昇中

生活への影響

• 食料価格の高騰（小麦・米・トウモロコシ）
• 熱中症リスクの増大
• 交通機関の運休増加
• エアコン代などの光熱費アップ

 私たちにできる10のアクション

家での取り組み

1. スマート節電

• エアコン設定：夏28℃、冬20℃
• 使わない電気は即OFF
• LED電球への交換
• スマートプラグで待機電力カット

2. 食べ物を無駄にしない

• 冷蔵庫の中身をスマホで撮影してから買い物
• 賞味期限の近い商品を積極的に選ぶ
• 残り物アレンジレシピを覚える

3. 水を大切に

• シャワー時間を少し短縮
• 洗濯はまとめて効率よく
• 歯磨き中の水は止める

 移動での工夫

4. 徒歩・自転車・公共交通機関を活用

• 片道30分以内なら歩くor自転車
• 電車・バスを活用
• カーシェアリングサービスの利用

5. 飛行機の利用を見直す

• 国内旅行は新幹線を選択
• 海外旅行時はカーボンオフセット

身近な環境アクション

6. グリーンを増やす

• ベランダで植物を育てる
• 地域の植樹活動に参加
• 観葉植物で室内を緑化

7. 持続可能な消費

• リユース・リサイクル商品を選ぶ
• 修理して長く使う
• シェアリングサービスを活用

 SNSで発信・行動

8. 環境活動をSNSでシェア

• #気候変動 #環境保護 のハッシュタグを使用
• 自分のエコ活動を投稿
• 友達と環境チャレンジを企画

9. 環境団体と連携

• WWFジャパンやグリーンピースの活動をフォロー
• 署名活動に参加
• ボランティア活動への参加

10. 仲間と一緒に行動

• 友達・家族と環境意識を共有
• 学校・職場での環境サークル参加
• 地域のクリーンアップ活動

 若者が起こしている変化

世界中の若者が立ち上がっています！

• 日本の女子高生による「Blue Earth Project」が海洋保護に取り組む
• SNSで #UprootTheSystem #COP26 などのハッシュタグが拡散
• Z世代の環境意識が他世代より高いという調査結果

あなたも、この変化の一員になれます。

なぜ今すぐ行動が必要？

何もしなければ何も変わらず、状況はひどくなりますが、私たちが今から行動すれば、まだ間に合います。

小さな行動が大きな変化を生む

• SNSでの発信1回 → 平均50人に影響
• 友達1人への声かけ → 連鎖的な行動変化

今日から始める3ステップ

STEP 1: 自分の現状をチェック

スマートフォンのアプリで電気使用量や交通手段を記録してみよう

STEP 2: 1つの行動から始める

「今日からシャワー時間を1分短縮」など、小さなことから

STEP 3: 仲間と共有する

SNSで成果をシェア、友達を巻き込む

 未来への希望

私たち一人ひとりの行動が、地球の未来を変える力を持っています。異常気象は確かに深刻な問題ですが、私たちには解決する力があります。

今日から始めよう。明日の地球のために。

参考サイト

• WWFジャパン：日常でできる環境保全
• グリーンピース・ジャパン：国際的な環境活動
• 環境省公式SNS：最新の環境情報
• 国連の個人でできる10の行動

参考データ:

• 気象庁「日本の気候変動2025」
• Japan Beyond Coal レポート
• 第一生命経済研究所「日本の若者の環境意識調査」

2025年9月加筆・修正