瞳と地球のために!アイシティのecoプロジェクト
コンタクトレンズは医療機器に分類されて、安全面や衛生の面から適切な容器に入れなくてはなりません。
その容器は、不純物が少ないプラスチック素材の「ポリプロピレン」というプラスチック素材が使われていて、無色なこともありリサイクルに適しています。
しかし、現状では家庭ゴミとして捨てられてしまい、石油由来のポリプロピレンを燃やすことで二酸化炭素の排出に繋がっていました。
そこで、全国各地に店舗があるコンタクトレンズを扱っているアイシィが取り組んでいるecoプロジェクトがあります。
ぜひ、コンタクト利用者がいましたらこちらのプロジェクトに取り組んでみるのはいかがでしょうか!
アイシティecoプロジェクトの内容
出典:アイシティ
このプロジェクトでは、使い捨てコンタクトの空ケースのリサイクルをしています。
コンタクトケースのメーカーや購入先は問わずに、全ての空ケースの回収をしてくれますよ!
コンタクト空ケースの回収は、さまざまな拠点に設置されています。
2023年7月現在では、企業では994社2826拠点、学校は2702校、そして自治体が277拠点と全国各地に広がっています。
お近くの回収ボックスをチェックしてみてくださいね!
回収方法はとっても簡単!
回収方法はとても簡単です。
使い捨てコンタクトの空ケースのアルミシールは剥がして、回収ボックスに入れるだけ!
空ケースを数日分まとめて、各拠点の回収ボックスに持っていきましょう。
ゴミ箱に捨てずに、ケースや袋にポイポイ入れておいて、いっぱいになったら持っていくくらいのハードルの低さなので、誰でも気軽に取り組めるでしょう。
さまざまな社会貢献に繋がる!
実際に、空ケースを回収後はどうなるのか気になりますよね?
まず、各拠点で集まった空ケースは、リサイクル工場にまとめられます。
その空ケースの量は、なんと5億7599万個(重さにして約575トン!)も回収されており、燃やされるはずのプラごみの二酸化炭素の削減に大きく貢献しています!
また、リサイクル業務に障害のある方に従事してもらい、自立・就労支援に繋がっているのです。
誰でも何かの役に立つ場所があるのは、とてもすばらしいことですね。
そして、さらにリサイクルで得られた収益の全額が、日本アイバンク協会に寄付されます!
角膜移植や視力を取り戻せる活動に貢献されて循環する仕組みができていますね!
リサイクル製品として生まれ変わる
ポリプロピレン素材は熱に強くとても丈夫で、リサイクルに適しています。
これまで自動車部品や家電製品の部品にも使用されています。
そして、2023年7月には文具業界で初めてのエコマーク認定を取得した「ジェットストリーム 海洋プラスチック」が発売されました!
日本はリサイクル率が高いと言われていますが、実際にはプラスチック焼却時に排出される熱を再利用する「サーマルリサイクル」によるものです。
サーマルリサイクルは、二酸化炭素を排出するので、リサイクルに該当しないという見方も出ています。
サスティナブルであり、かつ環境に配慮したリサイクル製品がどんどん増えていくといいですね!
すぐに始められて簡単
コンタクトユーザーの方は、必ず空ケースが出るはずです!
ぜひ、空ケースをゴミ箱ではなく回収ボックスに入れて、環境にもそして社会貢献のためにも役立ててみませんか!!