地球の資源を使い果たしたらどうなるのか?アースオーバーシュートデーについて
今の生活には、食べたい時に食料もあり、水が飲みたい時に水があり、暗い夜はいつでも明るく照らしてくれる電気エネルギーが当たり前にあります。
なに不自由ない世の中が”当たり前”すぎて、資源が湧いて出てくるかのような錯覚に陥っていませんか??
資源には限りがあります。
では、資源を使い切ってしまったらどうなるのでしょうか?
アースオーバーシュートデーとは?
アースオーバーシュートデーとは、地球が1年間に供給できる資源を、人類が使い果たしてしまう日(day)のことです。
わずか、50年ほど前までは地球上で供給できる資源で、全人類が生活が出来ていました。
しかし、、、、
2022年では、1年の約半分の7月29日に1年分の資源を使い切っています。
これは過去最速のスピードだったそうです。
「資源を使い切ったって言っても、普通に生活できてるよ?」
確かに、アースオーバーシュートデーを超えても、資源はあり何不自由なく生活できています。
実は、使い切った後の資源は「未来で使う資源」を前借りをしてるのです!
- 地下水を大量に汲み上げる→水が溜まるのに時間がかかる
- 木材を大量に伐採する→木が成長するのに時間がかかる
このように資源が元に戻るまで時間がかかります。
例えば、お米を食べるのは束の間の時間で済むでしょう。
ですが、”米”ができるまでは【種を植えて、成長させて、収穫して、精米する】ととても時間がかかりますよね。
前借りすればするほど、未来で使える資源が減ります。
なのに、人口は増え続けていくと予想されているので、消費も多くなるでしょう。
前借りで苦しむのは、未来の子供達
資源とは、地球からのプレゼントです。
そのプレゼントを、今の大人たちが先にたくさんもらって豊かな生活を送っています。
しかし、近い将来プレゼントが足りなくなったら、もらえなくなってしまいます。
その時、子供達の生活はどうなるでしょうか?
食べるものがなく、飲める水もなく、寒くても暑くても電気エネルギーがなく、着ている服を直したくても、資源がないから直せません。
有名な環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんも、「未来を生きる世代は、あなたたち(大人)を見ています」と演説していました。
子供たちを失望させない大人の行動をしていきましょう!
一人からみんなへ!地球に住む人が一丸になる
「未来」は気にせずに、「今」だけを重視した生活を送れば、自分の身に返ってきます。
まずは、自分の生活を見直してみてください。
そして、声を上げて周りの人に伝えてください!!
地球は人類共通の住まいです。
みんなの力が一丸となって、資源を無駄遣いしないことを当たり前にしていきましょう!