健康寿命を延ばそう!
日本は世界的に見ても、寿命が長い国として知られています。
誰しもが長生きして、人生を楽しみたいと思っているはず。
ですが、「健康寿命」について知っているでしょうか。
健康寿命とは何か?
康でいるためにやるべきこととは?
今回は実際に、私が長く健康でいるために取り組んでいることをお伝えいたします!!
平均寿命と健康寿命の違いとは?
日本人の平均寿命は、日本の男性は約81歳・女性が約87歳だそうです。
1947年代では、男性が約50歳・女性が約53歳だった平均寿命を見ると、かなり長く寿命が伸びたことが分かります。
そして今後、もっと長くなるとも言われていますね。
一方で、健康寿命とは日常生活が制限されずに送れる期間のことです。
実は、死ぬ直前までピンピンでいられることはかなり稀なことで、大体は入院したり、薬を服用したり、身体の衰えをサポート(介護)してもらいながら生活をする人が大半です。
健康寿命と平均寿命では、男性は約9年、女性は約12年の差があるのだそう!(画像参照)
つまり、この差を縮めれば、健康でいる期間を延ばせるということですね。
健康体は当たり前じゃない
あなたは今、五体満足で、薬も飲まず、病気もしておらず、「健康体」と呼ばれる状態にいるとします。
ある日、風邪を引いて37.5°の熱が出ました。
きっと、発熱によるだるさ、喉の痛み、クシャミ、関節の痛みなどを感じる人も多いでしょう。
でも、薬を飲んですぐに治すことができました。
しかし、年齢を重ねるごとに、身体は衰えて病気になったり、自由に体を動かしにくくなるでしょう。
以前はすぐ治った風邪でさえ、なかなか治らずに辛い状態が続き、ただの風邪が肺炎を併発したりするなど、身体の衰えを感じるはずです。
そうなった時に、いざ健康を意識した所で、なかなか元のような身体にすぐ戻るわけではありません。
つまり、日々の健康体を維持するために、前もって健康のために意識して行動することがとても大切だということです。
健康のために心がけていること
私は医療従事者でもなく、ただの健康オタクです。
ですがここ数年、夫婦共に一度も風邪さえも引くこともなく過ごせています。
しかも、こんなことで健康になれるの?ってくらい簡単なものなので、知って損はないはずです!
1.食べ過ぎない・腹8分目
「1日3食、しっかり食べなさい」
一度は聞いたことがある話でしょう。
これが間違いというよりも、現代人には当てはまらないというのが正しいです。
移動手段は乗り物を使い、歩く機会がほとんどなくなった現代人が、食べるだけ食べて消費しなければ、それは太る原因になります。
日本の病気の第一位が、生活習慣病(高血圧・心筋梗塞・狭心症・糖尿病(成人型)・がんなど)と言われているのも、頷けますね。
育ち盛りの子供達は、エネルギーもたくさん使いますし、成長に繋がりますが、デスクワークが多い成人の方は、食べ過ぎに注意した方が良いでしょう。
2.肉・加工食品は食べない
身体は食べた物で作られます。
つまり、食べるものが悪ければ、身体に蓄積されて、やがて体調不良や病気に繋がります。
その中でも、お肉は身体にはとても負担になる食品です。
特に安いお肉は、動物の飼料に抗生剤などが含まれている危険性も指摘されています。
加工食品も同じで、化学調味料や成分が身体には良くないものばかり含まれているので、なるべく避けるべきです。
カップ麺や菓子パンは、嗜好品くらいの感覚で、たまに食べるくらいにとどめておきましょう!
3.海藻を食べる
昆布、海苔、ワカメ、モズク、ヒジキ、アオサなどの海藻には、カリウム、食物繊維、カロテノイドなどミネラル豊富な栄養素が含まれています。
海藻を取り入れている人の方が、死亡リスクが低いと確認されてるので、積極的に食べた方が良いでしょう。
沖縄が長寿だった理由は、日頃からモズクを食べていたからとも言われていますよ!
4.運動を取り入れる
私たちは、時間があれば約1時間程度の散歩に行きます。
平均は5000歩前後ですが、時間があれば1万歩を目指して歩いています。
ただ、日頃忙しい方は歩く時間もないかもしれません。
そんな時は、「ながら運動」を取り入れてみましょう!
ドライヤーや歯磨きしながらスクワットしたり、テレビを見ながら足上げしたりなど、隙間時間で運動はできます。
1ヶ月に2時間運動するよりも、毎日10~15分でも軽い運動を継続することの方がとても大切です!
健康は1日にしてならず!
欧米食が栄えたり、インスタント食品・加工食品が多く販売されるようになった昨今、食事を楽しんだり、忙しくてもすぐに食べられる環境が作られました。
しかし、それらばかりを食べていると、どのような健康被害と健康寿命を削っているかをぜひ考えながら、過ごしていただきたいです。
健康体を長く続けて、100年時代を自分の足で過ごせるようにしていきましょう!