みんな大好きIKEAのサステナブルなアクション3選
おしゃれなデザインと手頃な価格が魅力のIKEA。
一度はIKEAで購入されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もはや暮らしに欠かせないIKEA製品ですが、実は業界を牽引するサステナブルな取り組みが注目されています。
今回は、ぜひ知っておきたいIKEAの持続可能な取り組みをご紹介します。
①植物性素材/プラントベース食品の充実
IKEAのシグネチャーと言えば、スウェーデンミートボール。年間約10億個も販売する大人気商品です。
オリジナルは牛挽肉や合挽きを使用するレシピですが、IKEAでは定番ミートボールに代わる、肉抜きのプラントボールを提供しています。
原材料にエンドウ豆のタンパク質、オート麦、ジャガイモ、そして旨味成分としてマシュルームやロースト野菜を使用するこだわりも。
従来品と比べても、クライメートフットプリントはわずか4%と低い環境負荷。
ヴィーガンやベジタリアンの方だけでなく、よりサステナブルな選択をしたい方に選ばれています。味もオリジナル版と変わらず美味しいですよ。
②EV(電気自動車)用充電スタンド
EV車は走行中にCO2を排出しない、環境負荷の低い交通手段です。
IKEA Tokyo-Bayとエリア限定ではありますが、EV車(電気自動車)用の充電スタンドを完備。1回30分まで無料チャージできる設備を整えているんです。
2030年までに再生可能エネルギーの使用率100%を目指すIKEAですが、クライメートポジティブにつながる行動を促進する取り組みの一環として、今後もこうしたカスタマーサービスを拡大する見込みです。
③商品展開の60%以上がリサイクル素材を利用
IKEAでは、サステナブルな循環型の消費を促進しています。
例えば、北米ではリサイクル可能なポリオール素材をマットレスに使用。テキスタイル製品に占めるリサイクルポリエステルが83%と、非常に高い割合を占めています。
現在イケアでは6割以上の商品で、木材や綿などの再生可能な素材をベースとする製品開発に注力しています。さらに、10%以上がリサイクル素材を含む展開と、開発やデザイン、原料調達段階から環境負荷の少ないオプションを選択しています。
その他にも、返品された商品や展示品のアウトレット販売(リセール)による廃棄物の削減や、気候変動の影響を減らす新素材の開発、スペアパーツの提供開始といった製品の寿命を伸ばす取り組みからも目が離せません。
※参考
https://www.ikea.com/jp/ja/files/pdf/17/6e/176ed020/ikea-sustainability-report-fy20-jp.pdf
https://www.ikea.com/jp/ja/this-is-ikea/sustainable-everyday/the-meatless-meatball-pub879b8290
https://www.ikea.com/jp/ja/stores/tokyo-bay/sustainability/