『コーヒーカスで作るお香』挑戦記録_002 ~ありがたいご支援ご協力に支えられて~
こんにちは!
SDGsブロガーのムコパパです。
私は今、コーヒーを淹れた後に捨てられる「カス」をアップサイクルした商品として、「コーヒーカスのお香」を試作しております。
この記事では、商品化に向けた挑戦の記録を随時報告しております。
第2弾となる今回は、現在の試作の状況と、ありがたいご支援ご協力のご報告となります。
- 地元カフェ様よりコーヒーカスを提供していただきました
まずは地元のカフェ「any feel coffee」様より、材料となるコーヒーカスを頂きました。
こちらのカフェは、フランスのルーブル美術館から出典依頼を受けるほど芸術的な絵画を描かれているアーティストの方が経営しているカフェです。
店内には様々なアート作品が展示されており、コーヒーを飲みながら芸術鑑賞ができるお店です。
メニューでは基本となるブラジル、グアテマラなどのスペシャルティコーヒーの他、市場にはあまり流通しない産地のコーヒーを頂くことができます。
今回はその中でも「オーガニックコーヒー」のカスを提供していただきました。
★「any fee coffee」様インスタグラム→
https://www.instagram.com/anyfeel_coffee/
- コーヒーカスのサンプルの感想を頂きました
コーヒーカスのお香からコーヒーの香りが楽しめることが理想の商品像ですが、現状の試作段階ではいまだに達成できていない課題でもあります。
コーヒーカスとお香の材料の比率など、数パターンの試作品を実際に作っては燃焼させましたが、満足の行く結果が得られていません。
そこでコーヒーのプロである「any feel coffee」様のご協力を得まして、パターン別の香りや燃焼状態の感想をいただくことができました。
結果、コーヒーカスとお香の材料の比率は「1:1」が比較的コーヒーの香りがするとのご意見を頂きました。
ただ、「コーヒーの香りは焚きはじめのうちだけで、その後はお線香の香りになってしまう」とのことで、まだまだ改善の余地ありのようです。
- おのや神具仏具店様よりお香のアドバイスを頂きました
ありがたいことに、私のTwitterの投稿を普段から応援して下さっている「おのや神具仏具店」様より、お線香の香り成分についてアドバイスをいただきました。
市場にはコーヒーの香りのするお香やお線香が流通していますが、コーヒーカスから香り成分を抽出した商品はいまだにないとのことです。
また、各メーカーのお香では、人体の健康への注意点などに留意して厳しい基準で製造されていることを教えていただきました。
★「おのや神具仏具店」様→
- 今後の課題と展望
様々な方からのご支援ご協力を得られることは、私がSDGsアクションの一環としてコーヒーカスのアップサイクルを実行に移さなければ決してありえなかったことです。
日々少しずつではありますが、商品化に向けて着実に前進している実感があります。
現状課題となっているのは「コーヒーの香り」です。
コーヒーカスから香り成分を抽出することができれば、淹れたての香りをコーヒーカスで再び味わうことができます。
「コーヒーカスを利用している」という点に付加価値を絞れば、現状でも商品として販売することは可能です。
そこで「香り」の課題解決に向けて試作を続けつつ、サンプル品をお試し価格で販売することで、研究開発費や寄付金を募る形で商品化を歩みだそうと計画しています。
その際はまたこちらの記事でご報告させていただければと思います。
以上、ムコパパでした!