自然に優しい虫除けを作ろう!
市販の薬品やクリームなどは、化学成分入りや石油由来で作られているものが多いです。
しかし、そういったものは肌に負担がかかるだけでなく、環境にも負荷がかかるのでなるべくオーガニックで使用した物ですね。
そこで、今回は自然の物を使って虫除けハーブを作ってみました!
環境にも優しく、自分にも優しい商品を簡単に作ってみましょう。
【材料】
・お好みの虫除けハーブ・・・・適量
・無水エタノール・・・・適量
・ウォッカ、焼酎、ホワイトリカーなどのアルコール度数40度以上のお酒・・・・適量
・ガラス容器
・遮光瓶
ハーブは園芸店でも多く売られています。
例えば、ゼラニウムは蚊取草(カトリソウ)と言われるくらい、虫除けハーブの代表的なハーブです。
実家にも玄関先に置いていました。
また、レモンユーカリやペパーミント・ローズマリーも虫除け効果が期待できます!
【作り方】
- ハーブを水で洗います。
- ペーパーでよく水気を拭き取り、広げてよく乾かします。
- 空のガラス容器に無水エタノールを振りかけて除菌しましょう。
- 乾いたハーブを、ハサミで細かくカットして、ガラス容器の縁くらいまで詰めます。
- お酒をハーブがひたひたに浸かるくらいまで注ぎいれます。
- しっかりと蓋を閉めて、常温の冷暗所で2週間ほど保管しておきます。
- 保管中は、毎日1〜2回混ぜるように軽くゆすりましょう。
- コーヒーフィルターなどを使いハーブを濾しながら、遮光瓶に入れれば完成です!
スプレーにもクリームにも
出来上がった虫除け液をスプレーやクリームにして使用します。
・スプレー
虫除け液10mlと精製水20mlをスプレーボトルに移し替えるだけで完成します!
敏感肌の方は、グリセリンを混ぜて虫除け液を少量にすると良いでしょう。
・クリーム
クリームも、虫除け液10mlとワセリン20gで作れてしまいます!
材料を耐熱ボウルに入れて、湯煎にかけながら混ぜ合わせて遮光性のあるクリーム容器に移し替えて固まったら完成です!
ハンドクリームとしても使えるので、ぜひオリジナルクリームを作成してみてください。
注意するポイント
ハーブは何種類か混ぜても大丈夫です。
注意してほしいのは、洗った時に水分がついたままだと雑菌が繁殖しやすくなります。
防腐剤もない自然の虫除けなので、しっかりと乾かしてから入れましょう。
また、ガラス瓶も汚れていると保存中にカビが生える原因になるので、除菌も忘れずに!!
自然なもので豊かに健やかに暮らす
ドラックストアやスーパーに行けば、素早く手軽に購入できる商品が溢れています。
ですが、自然界にはない成分を使うことで、環境に負荷をかけるだけでなく、自分自身の体にも悪影響が出てしまうのは嫌ですよね。
自分で作れば、ゴミも削減できますし、サスティナブルな循環になるでしょう!
作る手間はあるものの、より植物を身近に感じ、エコ商品を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。