電気を自然電力に!家から始めるエネルギーのシフト
一人暮らしを始めたことをきっかけに、自然電力100%を販売する電力会社「ハチドリ電力」に変えてみました。
ハチドリ電力は「地球温暖化を解決するための電力サービス」を提供してる電力会社です。
元パタゴニアの日本支社長である辻井隆行さんやビリギャルの小林さやかさんなど多くの著名人も利用しており、自宅・お店・会社の電力を自然電力に変える機会が当たり前になりつつあります。
この記事では、マイアクション「家の電気を自然電力に」をご紹介します。
自然電力に変える理由
まず、なぜ自然電力に変える必要があるのでしょうか?
昨今、異常気象や海面上昇など地球の様子があまり良くない方向に変わってきています。
そのような問題の根幹にあるのが地球温暖化。
CO2などの温室効果ガス排出が原因で、世界の年平均気温は「100年あたり0.73℃の割合で上昇」(1891〜2021年)しています。
日本では、最近夏の暑さが厳しく感じるようになり、2022年夏には、観測史上初めて6地点で最高気温「40℃台」を更新しています。
CO2排出の最大要因は「エネルギー転換部門」で、日本全体のCO2の40%以上を占めます。
エネルギー転換部門とは
「エネルギー源を私たち人間が使いやすい形態に転換する工程」のこと。
石油・石炭・天然ガス・原子力・水力を電力にする「発電」や原油をナフサ・ガソリン・重油・軽油・灯油・LPGにする「石油精製(石油製品の製造)」のことを指します。
「発電」の割合
石炭火力発電が77.9%を占めています。一方で太陽光や風力、地熱などを利用した自然エネルギー発電は9.6%です。
家庭で自然電力に変えて貢献できるの?
家庭で排出されるCO2のうち電気が46.7%とされ、家庭の電力を見直すことは家庭のCO2をおおよそ半減させることになります。
ハチドリ電力への変更方法
ハチドリ電力公式HPで簡単に手続きが可能です。必要な個人情報の入力や料金プランを選択をするだけで、契約中の電力会社へ連絡が不要なのはありがたいですね。
実際に変えてみたCO2削減効果
毎月の利用明細書にCO2削減量と植林効果が記載されます。削減効果が数値として見えると、ハチドリ電力に変えなかったら排出していたCO2がどれくらいの量なのか見えるので、毎月ハチドリ電力に変えてよかったと思います。
2022年7月の利用明細書一部
この記事では、ハチドリ電力に変えて家の電気を自然電力にしたマイアクションをご紹介しました。
地球温暖化の原因となるCO2排出の4割を占めるエネルギー転換。ぜひ、自然電力に変えてCO2削減に貢献してみてはいかがでしょうか?