DXと医療の共闘で途上国の医師不足を救う!
みなさんこんにちは。
SDGsを経済の観点から捉えた記事を主にUPしています。eSです。
日本の長寿は世界的に有名ですが、その伸びに伸びた寿命は医療の進歩に後押しされたといっても過言ではありません。同じアジアの中でも最貧国のバングラデシュでは1億6,000万人の人口を擁しています。
しかしアジア最貧国のバングラデシュの現状では、医療を受けれる機会は少なく、世界保健機関(WHO)の「世界医療支出データベース」によると、(少し古い資料ではありますが)2016年のバングラデシュの医療費のGDPに占める割合は2.4%でした。同じアジア圏のインド(3.6%)やベトナム(5.7%)に比べるととても小さい規模だということがわかると思います。
それでも2016年までには年間で約10%の急成長はしているようです。
バングラデシュは途上国とみなされていますがやはり途上国では、これまでも問題になってきた感染症のほか、日本では生活習慣病とよばよるような、糖尿病や高血圧といった慢性疾患も共に混在している状況だそうです。
日本では毎年の健康診断の受診が労働安全衛生法で定められていますが、バングラデシュでは予防のための健康診断を受診することは一般的でないので、羅患後に受診しもうその時点で重篤なケースが多くなるようです。特にバングラデシュの中でも西部地域では、わざわざインドまで医療を受診することもあるそうです。
バングラデシュの現状は諸外国に比べて、そもそも医師数が少ないことが大きな課題です。
それに加えて医療が国民にとって身近ではないため、重篤化してから医師にかかることが多いようです。なので日本のように医療をいかに身近な存在にしていくかが重要だと考えられています。
日本は感染症に対しても、多くの人は処方箋なしで薬を薬局などでライトにラフに買っているような状況です。正しい治療が行き届いているとは言いがたいですがもし今後、DXがすすみ遠隔医療と組み合わせることで、手のひらの中で診断をしてもらったりすることて、非感染性疾患、感染症ともに医療アクセスの改善などが行えるようになります。
ioTとの連動でもベットや冷蔵庫などと繋がる事で健康を維持できるようにももっとなると言われています。
この技術は海を超え、バングラデシュ医療の一端を担える未来も見えています。診察も処方ももしかしたらオペまでも…これがSociety5.0における最新の医療共有になるといいなとも思います。
バングラデシュに医者が増えるのを待つより日本の医師団をDXやioT.AIと共に途上国に届ける事ができたら素晴らしいな。とそう思います。