スポーツを守る!スポーツ業界が挑むカーボンニュートラル
みなさんこんにちは。
SDGsを経済の観点から捉えた記事を主にUPしています。eSです。
2021年に1年遅れて開催された夏季オリンピックinTOKYO。コロナ禍の中での開催で無観客での実施となりましたがスポーツを通じてたくさんの勇気と感動を頂けました。
しかしその開催の中で暑すぎる猛暑により選手の身体を危険にしてしまったことも度々報道されました。アーチェリーでもトライアスロンでもテニスでも熱中症が続出し、開催のはじめの7日間で30人の大会関係者が熱中症になったと言われています。健康やパフォーマンスへの影響を考えて東京オリンピックでは女子マラソンを1時間繰り上げし早朝6時にスタートしました。
オリンピックではないけれど過去のを振り返ってみても酷暑のドーハでのマラソンは深夜にあたる0:00過ぎのスタートとなりましたが32.7℃、湿度は73.3%棄権者は4割を超えました。
このままいくと、2040年までには産業革命以降からみて、1.5℃の気温上昇が見込まれIPCCより警鐘を鳴らされ続けています。夏季オリンピックの開催地がほとんどの国での開催が難しくなるとも言われています。冬季オリンピックの開催地としてぴったりな街フィンランドのサッラが2023年の夏季オリンピック候補地に名乗りをあげましたが、この理由も”気候危機の深刻さに気づいて欲しい”ということで発表したといいます。
こういう状況の中、スポーツブランドがスポーツそのものを守るためにたくさんのカーボンフリット(温室効果ガス)を低減したプロセスを成功させています。
adidasとオールバーズがコラボレーションした”FUTURECRAFT.FOOTPRINT”は1足あたりのカーボンフリットは僅かに2.94gで従来よりも63%の削減に成功したことになっています。
キノコの菌を使ったスニーカー.サトウキビを原料としたスニーカーなどなど…カーボンフリット技術は今後ともに益々注目されると同時に期待もされると思います。
春。暖かくなったこの時期に新しいことをはじめたい。そんな時はサスティナブルであるかどうかで購買の動機を変えることで技術に対しての応援消費ができるはずです。
私たちの欲しいが地球の未来を変えると信じて…