『とうふの飛太郎』のおからあんの『とうふまんじゅう』をどうぞ!
おからのほとんどは廃棄されている?
おからは年間70万トンの廃棄、という話を以前書きました。
(前回の記事:https://tsunagood.net/okara-recipe/)
おからは豆腐を作るときに大豆からできる豆乳の搾りかすですが、水分を含むので初めの乾燥大豆の1.35倍できるそうです。
しかし、食用にされるのは、なんと1%ほどだそうです。確かに豆腐売り場の片隅に少し置かれているだけです。しかも買いに行くとよく半額の札がついています。あんなに美味しいのに、、、食べる人、少ないのですね。
食べる人が少ないというだけではなく、おからは水分が多いので腐りやすく日持ちしないのです。ですから廃棄せざるを得ないのです。
廃棄といっても農家や酪農家の肥料や飼料となっているのがほとんどなのです。しかも悲しいことに無償で、なのです。
70万トンのおからと言われてもその量を想像することもできませんが、使用する大豆より多いということからも単純にサスティナブルだとも喜べませんね。
おからをお菓子に!
1%に含まれるかもしれませんが、おからパウダーにしたり、おからのお菓子を作ったりの取り組みもされています。クッキー、クラッカー、かりんとう、お饅頭などもかなり作られています。これらをもっと利用し広めていければと思います。
『とうふまんじゅう』のあんこはおからでした
私の住む地域には数軒のお店を持つ『とうふの飛太郎』という豆腐屋さんがあります。いろいろな豆腐とお昼に豆腐料理『唯一とうふ膳』を提供してくれる豆腐屋さんですが、ここの『とうふまんじゅう』が特にお勧めです。
『とうふまんじゅう』というので、小麦粉に豆腐を混ぜた皮に小豆のあんこを包んでいることを想像しながら割ってみてびっくり!あんこはなんとおから煮でした。さすが豆腐屋さんだ、と思いました。ほんのり甘いやさしい味付けのおから煮のあんこです。
近辺の道の駅などにも置いているので行ったら必ず買っています。JR九州ゆふいんの森号車内でも販売しているそうです。
2個入りと4個入りがあります。ちょっとしたお土産にも喜ばれます。
豆腐も『練黒ごま生とうふ、山芋生とうふ、ゆず生とうふ、わさび生とうふ』等を作っています。名前を聞いただけでも美味しそうでしょう。
福岡県・佐賀県にお出での際はぜひご賞味ください。
出典
https://toyokeizai.net/articles/-/618094
http://www.toufu-tobitarou.com/