ハブラシもリサイクルできる!ライオンが取り組む健康と環境にやさしいプロジェクト
普段の生活には欠かせないアイテム、ハブラシ。さまざまな素材のものがありますが、プラスチックでできたものをよく見かけますよね。
歯ブラシや歯磨き粉を販売している会社ライオンでは、プラスチック製のハブラシをリサイクルする取り組みを行っています。
今回はこちらのプログラムをご紹介します。ぜひ目を通してみてください。
2015年、ライオンはテラサイクルと提携し「ハブラシ・リサイクルプログラム」をスタート。これは使用済みハブラシを回収、リサイクルし新しいプラスチック製品に生まれ変わらせるプロジェクトです。リサイクル製品としては植木鉢や定規などさまざまなものがあります。
「リサイクルの場を提供することでの循環型社会への貢献」そして「定期的なハブラシ交換を促すことでの生活者の歯と口の健康維持への貢献」を目的として取り組むこの活動。2022年1月時点では、回収拠点は976ヶ所、回収数は約96万本となっています。
歯と口の健康のため、ハブラシは1ヶ月に1回を目安に交換することを推奨しているライオン。同時に、その交換後のハブラシが廃棄ではなくリサイクルされるようこのプログラムを設けることで環境への負担削減も考慮しています。
ハブラシ・リサイクルプログラムは、個人や学校、団体などで事前登録することで参加ができます。回収ボックスを設置し使用済みのハブラシを回収したら、宅配事業者が集荷してくれる仕組みです。回収対象は家庭用歯ブラシで、使い捨てハブラシや電動ハブラシ、天然毛のハブラシは不可となっています。
参加者は回収の重量に応じたポイントを取得。そのポイントをリサイクル製品と交換したり、教育支援や地域支援などの寄付に換えたりすることができます。
ライオンのホームページでは、ハブラシの公共回収拠点も確認できます。気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。
備考:
https://www.lion.co.jp/ja/sustainability/toothbrush-recycling/