ファストファッションを選ばない選択とサスティナファッションを選ぶ選択
みなさんこんにちは。
SDGsを経済の観点から捉え、主に記事をUPしています。eSです。
環境汚染業界No.2と言われているアパレル業界。衣食住という私たちの生活にとって身近すぎる”着る”というあまりにも当たり前のことが環境汚染と紐付くと知った時には衝撃でした。
何度もお世話になったファストファッションの通販サイトも少し調べてみると過酷な工場の労働環境や休日は月に1日しかないこと。労働者は、1着につきわずか4セントしか得ていないなどの報道の記事を目にします。
トレンドを追い求めるがあまり流行りの色や形やデザインを重視し、流行らなくなったらすぐに捨てるという選択をしていた自分の行動や経済活動が、そのアパレル会社を応援することに繋がり、SDGsの観点からもそれていることに気がつきました。
ブームで洋服を選ぶより、自分の骨格に合うもの、自分の色味に合うもので選び、長く丁寧に洋服を着続けられるように選択を変えました。自分のアクションが遠く離れた地域の誰かの雇用形態を変えることを信じています。
今年の冬に購入したチェック柄の膝丈のスカートは流行に左右されないデザインなこともあり、長く着れそうだと思いました。そしてもう1つ気に入ったところは、リサイクル糸を使用したサスティナブルなスカートであったことです。
繊維製品のリサイクル率はペットボトルなどに比べると低く、石油を原料とする合成繊維の再利用、石油に代わる原料を用いるなどの資源の有効活用のための技術開発などは今後期待されています。安易でないことを知っているからこそ、リサイクル糸を使っていると知った時には応援したいという気持ちになり購入理由の1つになりました。
日本はファストファッションが人気が高い。そんな風に言われないよう消費者である私たちがアパレル業界のことをもう少し勉強しなければいけない。日本の外では、すでにファストファッションというビジネスモデルそのものが「全否定」されている。このことを知っている日本人は少ないかもしれない。
奴隷制度を用いた作られ方をしているブランドは店舗を出せない国や、リサイクル繊維の使用を義務化し売れ残り製品の廃棄を禁止する国もすでにある。
私たちの今日の”欲しい”が近未来の地球につながることを理解し、経済活動でSDGsを達成することに貢献したいと思います。