【最新】2023年アースオーバーシュートデーはいつ?
NGOのGlobal Footprint Networkが地球の生物生産力と人間の需要をもとに算出した、2023年のアースオーバーシュートデーが発表されました。
アースオーバーシュートデーとは?
それによると、2023年は8月2日に1年分の資源を使い切ってしまったようです。。
2022年が7月29日でしたので、5日ほど改善されましたが以前として厳しい状況に置かれていることが下記のグラフでも分かります。
出典:Global Footprint Network
国によって違いはある
8月2日のアースオーバーシュートデーは、世界全体の平均として算出されています。
ですが、日本のように生活水準が高くライフスタイルも整っている国と、アフリカのサバンナで生活している先住民とでは生活水準が全く異なります。
それぞれの国ごとに生活水準が違うため、アースオーバーシュートデーも国ごとに日数に違いがあります。
日本では、2019年は5月13日・2020年は5月12日・2021年〜2023年は5月6日と世界で18番目に早くアースオーバーシュートデーを迎えます。
世界の人が日本と同じような生活水準で生活すると、なんと1年間で地球が約2.8個必要になる計算になるそうです!!!
一方で、ジャマイカは12月20日と最も資源の消費を抑えられている国になっています。
とはいえ、今更ジャマイカのような暮らしができるかと言ったら、、、それは難しいでしょう。
環境が変えれば、無理なくサスティナブルな生活に
一人ひとりが環境問題に取り組むことはとても大切です。
ですが、より良く、そして早く確実にサスティナブルな生活に落とし込むなら、環境自体を変える必要があります。
例えば、、
・バルクショップのような、商品がプラスチックパッケージフリーのお店が増える
・食事や飲み物は動物性食品を使わない物を選ぶことができる(幅が広がる)
・自然エネルギーを使った電力会社が主流になる
・電気自動車や水素カーなどの乗り物が当たり前になる
・住宅施設が、空調なしで快適温度になり、エネルギーの無駄のない作りになる
このように、日々の購入する場所・買う物・使う物がサスティナブルな環境に変われば自ずと社会全体が良い方向に変化します!
「今」できることを「続ける」
先に述べたように、環境が変われば便利に無理なく生活できるでしょう。
しかし、環境が変わるには時間もかかりますし、世界全体の変化が必要です。
その間にも、刻一刻と環境悪化は進んでしまいます。。。
なので「今」の私たちにできることを続けていきましょう。
それは難しくありません。
「節約・節電」でもいいですし「食品ロスを出さない」でも十分です。
重要なのは続けることです!!
「昨日は節電したから、今日はたくさん使う」では、節電の意味がなくなってしまいます。
1日1日の積み重ねが1年という月日になるので、毎日のできることをあなたのできる範囲でぜひ続けてくださいね!