勝って反省、負けて感謝!?(剣道とSDGs)
スポーツの秋!やっと秋らしくなりました。今回は剣道とSDGsについて考えてみました。
えっ?『勝って感謝、負けて反省』の間違いでは?
子どもたちが柔道をしていた関係でよく柔道を見ます。以前は勝っても畳の上ではガッツポーズをすべきではないと聞いていたのですが、最近は勝ったらガッツポーズをする選手が多いなあと思い、ちょっと調べてみました。国際化の波で日本古来の武道というより勝敗を期するスポーツとしての価値観の違いによるものらしいです。
「これまで育ててくれたコーチや監督、応援してくれた皆様、支えてくれた仲間や家族に感謝の気持ちでいっぱいです」と話すのは勝者。負けた人は「自分の甘さと練習不足です」と反省しています。
しかし剣道は武道の精神をしっかりと守っています。勝ってもガッツポーズはしません。ガッツポーズなど喜びを表現すると、なんと一本が取り消されるのです。
ですから勝って(打って)も「今の勝ち方で本当に良かったのだろうか」と反省し、負けて(打たれて)も「自分の未熟な部分を教えて頂きありがとうございます」と感謝をするのです。
これは、とことん相手を敬う、尊重する心です。こういう気持ちでいればお互いに穏やかに過ごせ、喧嘩も争いも起こりませんね。
〇道着のリメイク
剣道着ってとても丈夫な生地からできていますね。サイズが変わったり不要になったりしたら是非リメイクしてみましょう。手提げ袋でも良さそうですが、剣道の防具袋や竹刀袋もできそうですね。
剣道衣をリメイクしてくれるお店もありました。
https://shop.bantobudo.com/collections/remake/products/remake-apron
出典:ばんとう武道商店
〇竹刀
剣道といえば竹刀。中学校や高校の剣道部では、大量の使用済み竹刀が出されそうですね。粗大ごみや短く切って燃えるごみとして処分されることが普通のようですが、リユースも色々と考えられるようになってきています。
同じ燃やすなら、キャンプやキャンプ場で飯盒炊爨やキャンプファイヤーで役立てましょう。消臭、調湿効果の優れた竹炭にもなるのでは。
籐のように敷き詰めたら気持ちのいいマットになりそうです。道着や着物用のハンガー、植物の支柱、箸などいろいろ変身させられそうです。
参考
https://www.new-road-media.com/article/article-2418/
https://kendo-shodan.com/dogu/reuse_shinai/1642/