充電式カイロの選び方は?長時間・かわいい・日本製・軽い・安いの特長別おすすめを紹介

「寒い……」そう感じて、当たり前のようにコンビニで使い捨てカイロを手に取っていませんか?とても手頃で、すぐに使えるので便利ですが、私たちが冬の数ヶ月間に消費する使い捨てカイロの数は、日本全体で年間約20億個にものぼると言われています。
肥料や水質改善にも役立ちますが、すぐ捨てられているのも事実。
参考URL:
環境省:廃棄物処理の現状と課題
日本カイロ工業会:カイロの仕組みと歴史
そこでおすすめなのでが、繰り返し使える「充電式カイロ」。今充電式カイロへの切り替えが急速に進んでいます。充電式カイロのメリットとともに、目的別にあわせたおすすめ充電式カイロをピックアップします。
充電式カイロが選ばれる3つの理由|サステナブルだけじゃない圧倒的メリット

充電式カイロが「QOL(生活の質)を爆上げする」と言われる理由は、単にエコだからではありません。ガジェットとしての機能性が極めて高いのです。
1. わずか5秒で速暖!「寒い」と思った瞬間に温まる快感
使い捨てカイロは、袋を振ってから温まるまでに5〜10分かかります。しかし、最新の充電式カイロはスイッチを入れてからわずか5〜10秒で発熱が始まります。通勤・通学の駅までの道のりや、冷え切ったオフィスなど、「今すぐ温まりたい」という瞬間に確実に応えてくれます。
2. 温度調整が可能。室内外で最適な温度をキープ
充電式なら「弱・中・強」などのモード切り替えが可能です。電車内ではOFFに、屋外では強にするなど、エネルギーを賢く使えます。
3. モバイルバッテリー機能で、スマートフォンの電池切れも解消
多くの充電式カイロはモバイルバッテリーとしても機能します。冬場はスマートフォンのバッテリー消費が激しくなるため、一台二役のこの機能はエシカルライフを志向するミニマリストからも絶大な支持を得ています。
【徹底比較】充電式 vs 使い捨て!コスト・環境・利便性の真実

使い捨てカイロと充電式カイロを、5つの項目で一目でわかる比較表を作成しました。
(※1シーズンを100日として計算。充電式カイロ本体を3,000円で購入した場合、2年目からは圧倒的に充電式が安くなります)
| 比較項目 | 使い捨てカイロ | 充電式カイロ |
| ランニングコスト | 1個約30円〜(毎日使うと1シーズン約3,000円) | 電気代1回約0.5円以下(本体代のみで数年利用可) |
| 環境負荷 | 年間数十個のゴミが発生(鉄粉・プラスチック袋) | ゴミゼロ(繰り返し約500回〜1,000回使用可能) |
| 発熱速度 | 遅い(5分〜10分) | 爆速(5秒〜10秒) |
| 温度調節 | 不可能 | 可能(モード切り替え) |
| 付加機能 | なし | モバイルバッテリー、LEDライト等 |
自分に合った充電式カイロの選び方・あなたは大容量派?コスパ派?見た目派?

充電式カイロは、機能が充実したものからコスパがいいものまで多種多様のため、どれを選んでいいのか迷っている、という人も多いのではないでしょうか。現在、市場には多くの「防寒グッズ」としての充電式カイロが溢れています。
そこで、長時間・かわいい・日本製・軽い・安い、の特長別におすすめ商品をピックアップ。ぜひ、充電式カイロ選びの参考にしてください。
長時間利用可能、10時間以上持続する大容量モデル
登山やキャンプ、長時間の屋外作業に最適なモデルです。
1.HAGOOGI 充電式カイロ 分離式
最大14〜20時間の連続使用が可能。2つに分けて両手で使えます。
2.SAMONIC 充電式カイロ
12000mAh 12000mAhの大容量で最大18時間持続。温度調節が21段階と非常に細かいです。
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3.Ocoopa Union 2s
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かわいい!見た目重視
1.Francfranc 繰り返し使えるカイロ
毎年即完売する人気モデル。オーロラカラーやピンクが非常に華やか。
猫の肉球デザインやシルエットが可愛いシリーズ。
日本製(日本ブランド)で品質管理やサポートが安心
国内メーカーが企画・設計しており、安全性(PSE認証等)が徹底されています。
1.ライフオンプロダクツ プリズメイト エコハンドウォーマー
日本ブランドの代表格。速暖性が高く、サポートも充実しています。
2.朝日電器 (ELPA) 充電式カイロ JK-KDR01
日本の老舗電機メーカー。シンプルで壊れにくく、実用重視の設計。
軽い!100g以下の軽量・コンパクトモデル
ポケットに入れても重さを感じず、通勤・通学に便利です。
1.エレス e-Kairo Carre (イーカイロ カレ)
約64g。非常に軽量で手のひらに収まるスクエア型。
2.mottole 充電式カイロ MTL-E007
約132g。薄型で握りやすく、スリムなデザインが特徴です。
安さがうれしい、3,000円以下で購入できるコスパモデル
スペックの確認ポイント!
「mAh(ミリアンペアアワー)」という数値に注目しましょう。
5,000mAh: 軽く、数時間の外出に最適。
10,000mAh: 長時間の外出や、スマホのフル充電も兼ねたい方向け。充電式カイロは、気温が低い場所では公称の時間より短くなる傾向があります。もし雪国など極寒の地で使う場合は、の中から選ぶのが一番安心です。
毎日持ち歩くものだからこそ、手のひらにフィットする形状や、お気に入りのデザインを選ぶことが大切です。実際に手に取って確かめると、よりあなた好みの充電式カイロが見つかるでしょう。
アルミ合金製のものは熱伝導率が高く、より温かさを感じやすいという特徴があります。
まとめ:冬のスタイルを「捨てる」から「充電する」へアップデート

「使い捨てない」という選択は、私たちの家計を助けるだけでなく、地球の未来を守る小さな、しかし確実な一歩です。
充電式カイロは、冬の寒さを解消しながら、地球環境への貢献という「自己肯定感」も高めてくれる現代の必須アイテムです。この冬、あなたも「ゴミゼロ」の最新防寒スタイルを取り入れて、快適でサステナブルな毎日を過ごしてみませんか?













