3歳から高齢者まで楽しめますよ(卓球とSDGs)
テレビで見る卓球、トップアスリートの活躍する姿が多いですね。俊敏な動きでどんな球も打ち返す、、、すごくハードなスポーツですね。
トップアスリートの年は、20代前後、福原愛さん、石川佳純さんたちの活躍する姿が脳裏をかすめます。
でも卓球は、温泉卓球に代表されるように、レクリェーションとして誰でもが気軽に楽しめるスポーツなのです。
以前の職場には、休み時間に楽しめるように廊下の広いスペースに1セット置いてありました。同僚と、時には上司と「コーン」「コーン」と勝敗ではなくラリーを続かせることを楽しみながらやっていました。10分間でも体を動かすことでストレス解消にもなり、午後の仕事への意欲が変わる気がしました。
卓球台を2台置けるスペースがあれば理想的ですが、卓球は、家庭のテーブルを利用してもできるものです。我が家にも以前ちょっと小さなラケットとテーブル用の長さの調節できるネットがありました。子どもたちと遊んだことを記憶しています。
ということは、子どもにもできるのです。福原愛さんは3歳から始めたことはよく報道されていましたね。
卓球は広いコートもいらないし、弓道のような特殊な道場もいりません。場所を選ばず、2人いればできます。幼児から高齢者まで誰でも気軽に楽しめるのが卓球の素晴らしいところです。
テニスでは、ボールをリユースすることでSDGsに貢献していることを報告しましたが、卓球ではどうでしょう。
東京パラリンピックでパラ卓球日本代表の特命監督を務めた伊藤誠さんは、ラケットのラバーやボール、ユニフォームの回収をし『卓球SDGs』に取り組んでいます。
壊れたボールのリサイクルは精度的に難しいらしいので、ボールに絵を描いたり、組み合わせてアートにしたりすることを考えられました。そして選手だけでなく、観戦している人たちにも楽しんでもらえるような企画をしています。
また、再生可能な段ボールで卓球台やラケットを作製しました。この卓球台は、段ボールだから軽く、普通の台より少し小さめにしているので安全に取り扱うことができます。ラケットも初心者にも使いやすくなっているとのことです。
これらを障がい者施設に寄贈したり、段ボールの卓球大会を開いたりするなどの企画もしているそうです。
このようなSDGsの取り組みも素晴らしいのですが、まだまだ一部の取り組みにすぎません。大量のボールが無駄に廃棄されないリサイクル方法を考えていかねばなりません。
参考:https://hochi.news/articles/20220517-OHT1T51025.html?page=1