マイアクションNo. 884
電気を選んで未来を変える「パワーシフト」
2016年に始まった電力小売全面自由化から、今年の4月で8年が経ちました。
このおかげで一般家庭も電力会社を選べるようになり、つくりたい未来や子どもたちの未来のために、電気のつかわれ方を私たち自身が選ぶことができます。
パワーシフトとは、持続可能なエネルギー社会に向けて、電力や権力のあり方を変えていくことです。
移行されつつある再生可能エネルギーの電力は、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスなどによって作られた電気のこと。
石油や石炭など化石燃料を燃やしてできる火力発電とは違い、再生可能エネルギーは発電時にCO2を100%とは言えませんが、ほとんど排出しないのです。
戸建ならもちろん自由に電力を切り替えれますし、アパートやマンションなど集合住宅に住んでいても、基本的には可能です。ただし一部の大規模マンションなどが、建物全体で一つの電力会社と契約している場合などは、戸別の電力ソースの変更が難しいこともあるそうです。
電力を切り替える手順はいたってシンプルです。
- 再生可能エネルギー電気の購入先となる電力会社とプランを選ぶ
- 電力会社のウェブサイトから料金のシミュレーションをする
- 問題がなければ、そのまま手続きを進めて切り替え完了
脱炭素社会に向けた「必須」の選択肢として、再生可能エネルギーの認識は広がりつつあります。
そして企業はもちろん、個人や自治体でもこの再エネを生み出すしくみをつくろうと動き出しています。
「パワーシフト」という、再エネ電力への切り替えを指し、持続可能な社会に向けて、電力や社会のあり方を変えていくことに目を向けてみませんか?
参考記事:パワーシフトとは? – power-shift.org
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