日本は1960年からプラスチック問題を抱えている?SDGsとプラスチック問題について基本解説!
スーパーの袋が有料化するなどSDGsを機にプラスチック問題について取り組む企業や団体が数多くでてくるなか、プラスチックをどれほど排出しているのでしょうか?
最新のデータを参考にその疑問について追及していきたいと思います。
最新のプラスチック問題の状況について
UNEPの発表によるとプラスチックの利用用途はパッケージが一番大きく36%、次に建設用に使われています。一方でゴミとして排出されるプラスチックはパッケージが一番大きく、47%を占めています。
(参照元UNEP/P18.19)
https://www.reloopplatform.org/wp-content/uploads/2018/06/UNEP-report-on-single-use-plastic.pdf)
日本のプラスチックごみの排出は世界第2位であり、海洋プラスチックなどの弊害が確認されている事からプラスチック問題は早急に解決しなくてはいけないことがわかります。
プラスチック問題への取組み一覧
ではプラスチック問題を解決するためにできる取り組みとはどういったものがあるのでしょうか?2000年に発表された循環型社会形成基本法で触れている3Rがプラスチック問題には有効です。
Reduce
食品のポリ袋を使った小分け保存を減らす
Reuse
マイボトルやマイスプーンの持参で使いまわし
Recycle
再生プラスチックの商品を積極的に購入
こういった行動の積み重ねがプラスチック問題の解決にはかかせません。
消費者はプラスチック問題のさらなる行動が必要?
SDGsにてプラスチック問題を知った方も多いですが、プラスチック問題は1960年代からの深い歴史があります。プラスチック問題の解決には時間がかかっていますが、一人ひとりがこういった問題を認識し行動しなくてはなりません。特に消費者は心配りが求められ、その理由は…
- プラスチックを使った製品が多いのは消費者がプラ製品を好むため
- 消費者がプラスチック製品の適切な処分をしていないためプラスチックゴミの問題がみられる
このように現状をまとめることで、私たちのプラスチック問題への認識や取り組みが不十分であることがわかります。
SDGsを機に再度プラスチック問題への行動を改めてはみませんか?
まとめ
さて今回はプラスチック問題について紹介してきました。私たちはSDGsを機にプラスチック問題に改めて気づきます。一時的な取り組みではなく、継続した3Rをもってプラスチック問題に向き合ってみましょう。