楽しみながら、貢献する。イギリスのチャリティーショップ
イギリス在住のukihaddyです。
今回も、イギリスでの身近なSDGsの取り組みについてご紹介します。
チャリティーショップめぐりは、私のイギリスでの趣味のひとつです。イギリスのチャリティーショップは、慈善団体や非営利団体が運営する店舗で、地域の人々などから寄付された中古の商品を販売することで、資金を集める目的で運営されています。イギリスには多くのチャリティーショップがあり、衣類、家具、本、雑貨などの幅広い商品が取り扱われています。
また、一部のチャリティーショップでは、フェアトレード商品やエシカル商品(社会的・環境的に持続可能な商品)も取り扱っています。
イギリスのチャリティーショップは、第二次世界大戦後に始まったものが多く、戦争の被害を受けた人々を支援するために設立されました。その後、さまざまな慈善団体がチャリティーショップを運営するようになり、現在ではイギリス国内に数千店舗が存在しています。
チャリティーショップは、売上の利益を慈善団体や非営利団体の活動に寄付することが一般的です。
また、ボランティアによって運営されています。ボランティアは、店舗の運営業務や商品の整理、販売、レジ業務などを担当します。
寄付された商品を再利用することで、廃棄物の削減や環境への負荷の軽減もできます。
また、中古の商品を格安で購入することで、予算を節約できるため、低所得者や予算の限られた人々にとっても利益があります。
さらに、チャリティーショップを通じて慈善団体や非営利団体に寄付をすることで、社会貢献を実感できる点も魅力的です。
チャリティーショップは、リーズナブルな価格で商品を手に入れることができ、さらに環境問題や、社会問題に少しでも貢献をしたいという気持ちにに応えてくれます。地域ごとにも品揃えが変わってくるので、旅行へ行く先々でもチャリティーショップをめぐると、その地域の特性が垣間見れたりします。楽しみながら、貢献する。これもまた、イギリスで長く愛され、続けられている仕組みとなっているのです。