国内産の野菜を食べよう!
イギリスでは、生きていくために必要な基本的な食料については非課税です。スーパーなどで売る野菜や果物が、誰の手にも届きやすくするためです。食料を手に入りやすくすることで、国民の食料の安全を保障し、飢餓や栄養不良を防ぐことができます。
イギリスの気候では、国内で生産できる作物に限りがあるので、ヨーロッパやアフリカなどからの輸入品も多くあります。通年に渡り安定した供給を確保するためには、輸入品に頼ることも必須ですが、イギリスの農家の所得を確保することも重要なことです。
イギリス政府は、農業を推進し、生産者の所得を確保し、農業生産性を高めるためにさまざまな施策を行ってきました。
イギリス政府は農業者に対して補助金を提供しています。これは農業生産を支援し、所得を安定させるための重要な手段です。補助金は農業の持続可能性を高めるために、農業者が環境に配慮した農業や環境保護活動を行う場合にも提供されることがあります。
また、政府は農業技術や生産性の向上を促進するために研究プログラムを支援しています。農業生産プロセスの効率化や新たな技術の導入などが行われています。農業に従事する人材の育成を支援するために、教育や訓練プログラムも提供しています。
農業の持続可能性を高めるために、土地利用や水資源管理、バイオダイバーシティの保護などの環境対策も実施しています。
これらの施策は、イギリス政府が国内の農家を支援し、より持続可能な農業生産を実現し、生産者の福祉と所得を向上させることを目指しているそうです。
ここ最近の物価高の影響は、とうとう野菜や果物にも出てきました。これからは食料安全保障がさらに難しくなってくるかもしれません。やはり国内で生産されるじゃがいもやにんじんはとても安くておいしいので、これからはもっと国内産の野菜を日々の食卓に取り入れていこうと思っています。