3Rから5Rへ!ゴミを減らす5つの行動
リサイクルという言葉は、多くの人が聞いたことがあると思います。
リサイクルが含まれる3Rに、さらに5Rの取り組みがあることを知っていますか?
リサイクルのさらに手前の取り組みがあるので、ぜひ知っていただきたいです!
3Rと5Rとは何か?
環境に配慮する取り組みで、これまではリデュース・リユース・リサイクルの3Rが主流でした。
しかし、時代が進むとともにリフューズ・リペアが加わり5Rになりました。
それぞれ、どんな意味と実践方法があるのか一つひとつ見ていきましょう!
リサイクル
3Rの中でも名前も知られているリサイクルは、再利用という意味です。
一度使い終わったものを、再度資源に戻して新しい製品を作り上げます。
ペットボトルのリサイクルでは、すでに服や食品トレイなど商品化されているものもありますね!
リデュース
リデュースはゴミを減らしたり、縮小することを意味しています。
マイバッグを持つことで、レジ袋の消費を減らすことができるなどの実践がありますね。
または、今あるものを長く大切に使い、無駄に買いすぎないことも、ゴミを出さないひとつの取り組みでしょう!
リユース
リユースは再使用という意味で、使い捨てずに繰り返し使えることを目的としています!
自分は必要ないけど、まだ使えるから捨てずに必要な人に譲ることや、新しく購入するものは繰り返し使えるものを選ぶことがリユースになります。
リフューズ
5Rに新しく加わったリフィーズは、断るという意味です。
自分から率先して不要なゴミを受け取らないことや、使い捨て容器を出さないように自分が主として行動することですね!
リペア
同じく5Rに加わったリペアは、修理するという意味です。
壊れたものを捨てずに、愛着のあるものをずっと使い続けることで、ゴミを減らすことができます。
また、洋服や家具などは、リメイクを楽しんだりオリジナルの商品ができるでしょう!
5Rの順番も大切
5Rの一つひとつはとても大切な取り組みですが、実践する順番も大切です。
順番は下記の通りです。
- リフューズ(断る)
- リデュース(ごみを発生させない)
- リユース(ものを繰り返し使う)
- リペア(修理して使う)
- リサイクル(資源として再生利用する)
断る一言!不要なゴミは受け取らない
リフューズは、一番最初にできる取り組みです。
「いりません」の一言を伝えてください。
レジ袋は有料になったので浸透してきましたが、まだまだ断れるものは多くあります!
日本は、親切な国なのでコンビニで買い物すれば、お箸やお手拭きがついてきます。
しかし、これらのものはほぼ使い捨ての商品なので、一旦使ったらゴミにしかなりませんね。
物を買う→捨てる→処分 物を買う→捨てる→処分 |
これでは、どんどんゴミは増える一方です。
根本として、不要なゴミを断る意識は重要でしょう!
ゴミを出さない心がけ
断ることができたら、ごみを増やさない・繰り返し使う・修理して使うことに注目していきます。
「無駄なく使う」「今あるものを長く使う」「愛着ある物を使い続ける」
目新しい商品が次々に生み出され、新たに欲しくなる気持ちも分かります。
しかし、すぐに処分するのではなくて、選択肢を広げたらゴミは減らせます。
いらない=処分ではなく、必要な人にあげる選択 壊れた=処分ではなく、修理という選択 |
このように、ゴミにする前の選択を今一度考えてみましょう!
リサイクルは一番最後!
「リサイクルすれば、新しく買っても再利用できるでしょ?」
ですが、リサイクルするためには回収作業や、加工するための膨大なエネルギーが必要になります。そしてエネルギーだけでなく、人やお金も必要です。
なので、リサイクルは最後の手段だと思ってください!!
意識をもって行動すると、ゴミは減らせる
ゴミを減らす5Rについてまとめてみました。
実際に生活で、ゴミを0にすることは難しいです。
しかし、何も考えず手当たり次第に買えば、ゴミは増えていくばかりでしょう。
まずは、自分の生活で取り組めることからスタートさせてください。
意識を持って買い物の選択を続けると、自然とゴミが減っていくことが分かります。
一人ひとりが、意識をもって行動して「ゴミ0の世の中」を実現していきましょう!,