ダチョウのお肉!オルタナティブフードで美味しく地球を守ろう
こんにちは。
SDGsブロガーのムコパパです。
私たちの食生活を支えるお肉として「牛・豚・鶏・魚」がありますが、最近では「ダチョウ肉」がジワジワと人気を広げているのをご存知ですか?
私はダチョウ肉を食べたことがあります。
もちろん日本で、です。
オーストラリアではありません。
その食感はとてもジューシーで、鶏のむね肉ともモモ肉とも違う、大変美味しい味わいでした。
ダチョウ肉は、その飼育過程が環境に与える負荷が大変小さいことから、牛や豚に代表されるお肉に替わる「オルタナティブ(とって替わる)フード」として注目されています。
今回はその「ダチョウ肉」の魅力に迫りましょう。
ダチョウの魅力①栄養バランス
ダチョウ肉の魅力は、牛・豚・鶏と比べても「低カロリー・高タンパク・高ビタミン」な点です。
アスリートの方や、年齢に伴う筋力の衰えを感じる高齢の方、ダイエットに励む方にとってまさにうってつけのお肉です。
脂質が少なく、鉄分も豊富に含まれているので女性の健康にも貢献します。
ダチョウの魅力②皮や羽や卵などのお肉の副産物
ダチョウはお肉以外にも革製品の素材になります。
オーストリッチレザーといって、高級バッグに使われることもあります。
羽も衣装の材料に使われます。
卵はお菓子の材料や、インフルエンザワクチンの培地などに使われるために使われます。
このようにダチョウのお肉を育てるかたわらで、様々な副産物を生むことができるのです。
ダチョウの魅力③エサはわずかな牧草で済む
そして、ここからがダチョウの魅力の最も奥深いところです。
牛や豚を育てる際には、トウモロコシや大豆などを与えなくては良質な肉は得られません。
しかし、ダチョウの主なエサは牧草で、人間の食べ物と競合しないのです。
またダチョウのお肉1kgを育てるのに必要なエサの量は3kg程度の牧草で済み、同じ量の肉を育てるのに牛は11kg、豚は7kgもの「穀物」を要します。
ダチョウはオーストラリアの過酷な乾燥地帯で生き残るため、栄養を余すことなく吸収する体の構造をしているからです。
つまりダチョウはわずかな牧草の養分を徹底的に吸収する、エネルギー効率の良い生き物なのです。
家畜のエサを育てるために森林伐採が進み、家畜のエサを育てるかたわらで飢餓に苦しむ人がいるなか、ダチョウはわずかな牧草で大きく育ち、良質な肉と皮や卵や羽などの副産物を与えてくれるのです。
ダチョウのお肉を食べるには「ふるさと納税」がおすすめ
ダチョウのお肉はスーパーでは手に入りません。
ネット通販で手に入れることができますが、ここでおすすめしたいのが「ふるさと納税」です。
ダチョウのお肉を食べてみたいけど、お金はそんなに出せないな…という方は、
ふるさと納税であれば実質2000円の出費でダチョウのお肉や卵を使ったお菓子を買えるだけでなく、ダチョウ牧場の支援にも繋がります。
サステナブルかつ、オルタナティブなダチョウの魅力をお届けしました。
どうせなら、楽しくおいしく地球を良くしていきたいですよね。
みなさんもぜひ一度ダチョウの魅力を味わってみてください。
参考:
美里オーストリッチファーム