体にやさしいアイスクリームの選び方|種類4つの違い、無添加おすすめ6選

暑い夏、毎日のようにアイスを食べる子どもたちを見ていると、「どうせなら体にいいものを選びたい」と思いませんか?
体にいいアイスクリームを選ぶには、まずラベルの『種類別』表示を確認することが大切です。
スーパーやコンビニに並ぶ「アイス」には、食品表示法で定められた4つの種類があります。種類によって乳成分の量も、使われる添加物もまったく異なります。
この記事では、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の違い、ラベルの見分け方、植物油脂・添加物の問題点、そしてスーパーやコンビニで買える無添加アイスのおすすめ6選をご紹介します。
「アイス」の4つの種類
アイスは、食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」によって、乳固形分と乳脂肪分の含有量で4種類に分類されます。
- アイスクリーム
・成分: 乳固形分15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)
・植物油脂: 不可(乳脂肪のみ)
・価格帯: ~400円前後
・特徴: 濃厚でリッチな味わい。ミルクの風味が強く、添加物が少ない商品が多いのが特徴です。 - アイスミルク
・成分: 乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪分3.0%以上)
・植物油脂: 使用可能
・価格帯: ~200円前後
・特徴: アイスクリームよりはややあっさり。植物油脂を使ってコクを出している商品もあります。 - ラクトアイス
・成分: 乳固形分3.0%以上
・植物油脂: 使用可能
・価格帯: ~150円前後
・特徴: 安価で種類が豊富。乳成分が少ない分、植物油脂や乳化剤・安定剤などでクリーミーさを出しています。 - 氷菓(ひょうか)
・成分: 乳固形分 ほとんどなし
・植物油脂: 基本なし
・価格帯: ~120円前後
・特徴: 果汁を凍らせたシャーベットやあずきバーなど。原材料がシンプルで、さっぱりとした清涼感があります。
「アイスミルク」と「ラクトアイス」は植物油脂を使うことができます。一方、「アイスクリーム」を名乗るには植物油脂の使用が禁止されており、乳脂肪のみで製造することが義務づけられています。
この2種類は、乳成分が少ない代わりに植物油脂や、乳化剤や安定剤などの添加物を使ってアイスクリームに近い口当たりのいい食感や、味に近づけているのですね。
ラベルを見れば一目でわかる!種類の見分け方
「種類別」表示の確認場所
アイス類はパッケージの栄養成分表示の近くに「種類別:アイスクリーム」などと必ず記載されています。これはアイスクリーム類の表示に関する公正競争規約で定められた義務表示です。
かんたんな選び方:「種類別 アイスクリーム」と書いてあれば、植物油脂を使っていない=比較的シンプルな原材料の商品を選びやすい、ということです。
植物油脂・添加物はどこが問題?
添加物の役割と安全性
ラクトアイスやアイスミルクでよく使われる添加物には、主に次のものがあります。
- 乳化剤
・役割: 本来混ざり合わない「油」と「水」を均一に混ぜ合わせ、なめらかな食感を作ります。
・安全性のポイント:
・大豆由来の「レシチン」など多くの種類があります。
・パッケージには「乳化剤」と一括表示されるため、具体的にどの成分が使われているか判別できないことがあります。 - 安定剤(増粘多糖類)
・役割: アイスを溶けにくくし、口どけを良くして形を保ちます。
・安全性のポイント:
・カラギーナンやグアーガムなどがよく使われます。
・天然由来のものが多いですが、成分によっては過剰摂取に注意が必要なものもあります。 - 香料
・役割: バニラやフルーツなどの風味を補い、おいしそうな香りをつけます。
・安全性のポイント:
・天然・合成の区別なく「香料」とだけ表示されます。
・特定のアレルギーがある場合は、メーカーに詳細を確認する必要がある場合があります。 - BHA(酸化防止剤)
・役割: 原料の植物油脂(パーム油など)が輸送中に酸化するのを防ぎます。
・安全性のポイント:
・米国HHSの発がん性疑い物質リスト(2021年)に掲載されており、気になる方は避けたほうがよい成分です。
植物油脂はなにがよくないの?
植物油脂とは、植物の実や種から採取させる油脂のこと。
アイスミルクとラクトアイスによく使われる植物油脂は、「パーム油」です。
このパーム油は、「アブラヤシ」という植物から採れる植物油で、年間を通して収穫量が安定しているため、安く手に入れることができます。
でも、長期間の輸送による酸化を防ぐため、酸化防止剤としてBHA(ブチルヒドロキシアニソール)という食品添加物が使われているのだとか。
このBHAは、米国保健福祉省(HHS)が2021年に発表した「発がん性の疑いがある物質リスト」にも載っているので、なるべく避けたいですね。
また、パーム油の大量生産は、森林破壊の問題も引き起こしています。
参考: https://www.asahi.com/sdgs/article/15072125
※「無添加」と「アイスクリーム」は別物です
「種類別 アイスクリーム」であっても、香料や着色料が入っている商品はあります。完全無添加を求める場合は、原材料欄もあわせて確認しましょう。
スーパー・コンビニで体にいいアイスクリームの選び方|無添加6選
- ハーゲンダッツ(6種類)
・種類別: アイスクリーム
・買える場所: スーパー、コンビニ
・無添加のポイント: * 乳化剤・安定剤・香料不使用(※定番のバニラなど)
・家庭にあるようなシンプルな材料で作られています。
・価格目安: 300~380円前後 - MOW 3three(モウ ディースリー)
・種類別: アイスクリーム
・買える場所: 生協(共同購入)など
・無添加のポイント: * 完全無添加。 原材料は乳製品、砂糖、卵黄のみ。
・※通常の「MOW」も乳化剤・安定剤不使用ですが、香料が含まれる場合があります。
・価格目安: 150円前後 - ライフ 阿蘇で育んだジャージー牛乳使用アイス
・種類別: アイスクリーム
・買える場所: スーパー「ライフ」、BIO-RAL(ビオラル)
・無添加のポイント: * 乳化剤・安定剤・香料不使用。
・希少なジャージー牛乳を使用しており、非常に濃厚です。
・価格目安: 300~354円 - 井村屋 あずきバー
・種類別: 氷菓
・買える場所: スーパー、コンビニ
・無添加のポイント: * 原材料は4つのみ(砂糖、あずき、水あめ、食塩)。
・添加物だけでなく、脂質もほとんど含まれないヘルシーの定番。
・価格目安: 70~90円 - シャトレーゼ しぼりたて牛乳バー
・種類別: アイスクリーム
・買える場所: シャトレーゼ店舗
・無添加のポイント: * 香料・着色料・乳化剤・安定剤不使用。
・鮮度の高い牛乳の味を活かしたシンプルな処方です。
・価格目安: 100~130円 - 成城石井 アイスクリーム
・種類別: アイスクリーム
・買える場所: 成城石井、ローソン
・無添加のポイント: 香料・着色料・乳化剤・安定剤不使用。
・砂糖の代わりに「氷砂糖」を使用し、キレのある甘さが特徴です。
・価格目安: 300~350円
スーパーでよく見かける通常の「MOW」も、「種類別アイスクリーム」で、乳化剤・安定剤が不使用、生クリームも国産のものが使われています。香料が入っているため完全無添加ではありませんが、化学調味料・保存料不使用など安心なアイスクリームです。
お買い物のコツは、まず「種類別:アイスクリーム」を探し、その次に原材料欄を見て「/(スラッシュ)」以降の成分(添加物)が少ないものを選ぶと、より体にやさしいアイスが見つかりやすくなりますよ。
暑いときは身体にやさしいアイスを選んで乗り切りましょう!
よくある質問(Q&A)
Q アイスクリームとラクトアイス、どちらが体にいい?
A 乳成分の純度という観点では「アイスクリーム」の方が植物油脂を含まず、添加物が少ない商品を選びやすいです。ただしカロリーも高め。毎日食べるなら1本を目安にして、成分表示も確認する習慣をつけましょう。アイスクリームでも香料や着色料が入っている商品はあるため、完全無添加にこだわるなら原材料欄のチェックが必須です
Q 毎日アイスを食べると太る?添加物は大丈夫?
A 種類と量によります。アイスクリーム1本(カップ100ml相当)のカロリーは180〜250kcal程度。食後のデザートとして1日1本なら大きな問題はありません。添加物が気になる場合はラクトアイスを避け、原材料がシンプルな「アイスクリーム」か「氷菓」を選ぶのがおすすめです。
Q 子どもに安心して食べさせられるアイスは?
A 「種類別 アイスクリーム」で添加物が少ない商品が安心です。特におすすめは:①井村屋あずきバー(原材料4つ・コンビニで購入可)、②シャトレーゼしぼりたて牛乳バー(香料・着色料・乳化剤・安定剤不使用)。どちらもシンプルな成分でお財布にも優しい選択肢です。
Q 無添加アイスはスーパーで買える?値段は高い?
A ハーゲンダッツ・MOW・成城石井アイスクリームは全国のスーパー・コンビニで購入できます。価格は150〜380円程度。最もコスパが良いのは井村屋あずきバー(70〜90円)。シャトレーゼはシャトレーゼ店舗のみですが100〜130円で完全無添加が楽しめます。
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