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質の高い教育が必要な理由、知ってる?
世界には学校に行きたくてもいけない子どもが5,700万人いるといわれています。
また女の子の方が学校に通えていない割合が多いと発表しています。
なぜ学校に行き、学ぶ必要があるのか?
学ぶことでどのような変化があるのか?
その理由をご紹介します。
なぜ学校に通えないのか?
日本では、小中9年間の義務教育があり教育を受けられるのが当たり前の環境にあります。また保育園や幼稚園を含めると、小さなころから集団で活動したり学んだりする機会が与えられています。
しかし発展途上国を中心に小学校の就業率は91%。また就学できても維持できずに学校をやめる子どももいます。
修了できない場合、字の読み書きや計算能力がないまま大人になってしまいます。
発展途上国で教育を受けられない理由は
- 学校や教師不足
- 貧困のため学校に通えない
- 親が学校に行かせない
- 戦争地域で暮らしているため
- 女性だから
などです。
親自体が教育を受けていないことで、子どもへの教育へ影響している部分もあり、
- 学校へ行くよりも働いてお金を稼ぐことが優先
- 男女格差により女性に教育が必要ないと考えられている
ことが教育への大きな妨げになっています。
質の高い教育を受けられるようになるとどう変化するのか?
2012年潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が立ち上げたGEFI(グローバル・エデュケーション・ファースト・イニシアチブ)で、教育がなぜ大切なのかをわかりやすく動画で提示してくれています。
要約すると
- 子どもたちが基礎的な読解力を見つけることで1億7000万人が貧困から抜け出せる
- すべての女性が中等教育を終了していれば、子どもの死亡率は約49%減少し、出産における死亡率は66%減少する
- すべての女児が中等教育を終了していれば早すぎる妊娠、児童婚が減らせる
女性が教育を受けることで、自分と子どものいのちを守る方法を学べます。
またすべての人が基礎的な読み書き、計算能力を身につけることで安定した職業に就くことができ、人身売買や児童労働など危険な仕事につく必要がなくなります。
まとめ
質の高い教育を受けることで、SDGsが掲げる多くの課題の解決につながります。
わたしたちは
- 寄付をする
- 現状を知る
- フェアトレード商品を購入する
などのアクションをおこすことで、子どもたちの未来が変わる可能性があります。
参考動画:持続可能な開発は教育から始まる
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