マイアクションNo. 499

お客様もまきこんで、新しいリサイクルダウンをつくるUNIQLOのシステムとは?

先日UNIQLOに行って回収BOXにダウンを入れました。実はUNIQLOは地球環境に配慮した新たな取り組みとしてまずはじめにウルトラライトダウンの回収を日本国内の全店舗にて開始しています。着なくなったダウン商品を回収し、ダウンとフェザーの100%リサイクルを2019年9月20日より進めているのです。

ある一部のものだと思いますが、このダウンとフェザーをリサイクルすることによって、生産過程におけるCO2排出量を、約20%も削減することが可能になるそうです!すごいですよね。UNIQLOの新しい技術は、お客様が着られなくなった ウルトラライトダウンから、ダウンだけを取り出してそれを改めて再生可能な形にし、【リサイクル・ダウン】を素材の一部に使用した、新たなダウン商品として販売をしています。

服に新しい価値を与えて次へと生かすこの取り組みはUNIQLOだけでできることではなく、着なくなったダウンを持ってきていただくお客様の協力があってこそ成り立つ仕組みです。お客様参加型の取り組み【RE.UNIQL】をスタートしてからはじめの1年間で日本国内で回収したのは62万着のダウン商品だそうです。

新品の製品をつくっているけれども、中の素材はダウンのリサイクル。けれども不純物を取り除きダウンを新しく蘇らせる技術にはお金がかかるため、【リサイクル・ダウン】は従来のダウンより少し高めの金額です。それなのにも関わらず、価値ある資源の有効利用の最大化に寄与するだけに止まらず、製品はとても好評でヨーロッパでは人気で売り切れが続いていたそうです。

技術面では東レ株式会社が新たに開発したダウンを分離するシステムを使って、ダウンだけを取り出すところからものづくりが始まります。一般的な話になりますが、布団などダウンが含まれる製品のリサイクルは、解体を手作業で行うそうです。しかしUNIQLOが回収しているウルトラライトダウンの場合は、表地がとても薄く縫製も複雑なため、解体の難易度が高く、従来の手作業ではダウンを効率良く取り出すことが困難でした。なので今回の優れた技術は【ダウンを分離するシステム】なんだそうです。

さらにさらに!工程も完全に自動化させ、従来の手作業に比べると、50倍の処理能力を実現することができるのだそう。技術面もさることながら従来の手作業は、ダウンが舞い飛ぶ環境下により健康面でも、作業面でも負担がありました。それにより今回の技術革新において、裁縫作業の負担軽減にもつながります。

ゴミを減らす回収から、工程におけるCO2削減。分離システムによって再利用される資源と、その工程における作業員の負担軽減。新しく生み出された技術革新によりたくさんのいいことがうまれました。そこにユーザーの出番です。

新しく買うなら、どうさ買うなら、応援消費。そんなことを自然と思える、そんな新たな取り組みです。トレンドを抑えたいそんなブームの波にのらなければいけないアパレル業界の中で、本業はサスティナブルと言い放つ柳井さんが舵をとるUNIQLOはアパレルにいつも新しい風を吹かせてると思えます。

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