見るべき知るべき、仏映画「Demain et après…」
今回は、SDGs・持続可能な未来社会に関心がある方に、ぜひ見ていただきたいドキュメンタリー映画をご紹介します。
TOMORROW パーマネントライフを探して (2016年公開)
原題は「Demain et après…」、フランス語で「明日そしてその後」という意味のタイトルです。
「人類は絶滅する恐れがある、それも決して遠くない未来に」
2012年、学術雑誌「ネイチャー」に、私たちが今のライフスタイルを続ければ、われわれ人類は滅亡するという論文を発表し世界に衝撃が走りました。
この映画では、「農業・エネルギー・経済・民主主義・教育」の5つのテーマに焦点を絞っています。
まず、この映画は警鐘を鳴らすだけでなく、登場する人たちが身近にできることを楽しく実行していて、未来についてポジティブになれる内容です。
そして、「子どもにもわかりやすいように」説明してくれるのでシンプルで分かりやすい。
アメリカ・デトロイトで、自動車工場閉鎖と人工減少によって新鮮な食品が手に入らなくなり、自給自足の生活を始めた人たち。
2020年までにすべてのゴミを再資源化させるプロジェクトを推進するサンフランシスコの取り組み。
2050年までに石油依存を減らすため、町独自の地域通貨まで作ってしまったイギリス・トットネスの人々。
このように地球のために、新しい暮らしを始めている世界中の人にインタビューをしていきます。
多様性を認めながら、みんなで責任を持つ持続可能な社会を目指そうというポジティブなメッセージを感じとることができます。
地球温暖化、気候変動、社会問題…
ここ数十年、世界でずっと課題とされている問題ですが、すべてが解決されているわけではありません。では、解決するために私たちに何が出来るでしょうか?
すでに世界中で、企業・自治体・個人として、あらゆる問題を解決するために動き始め、成果を出している人たちがいて、それらの取り組みをこの映画で実際に目にすることができます。
こんなことをしたら良い未来が待っているんだ。
そんな風に前向きになる作品なので、ぜひ一度観てみてください。
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