マイアクションNo. 703

【手作りに挑戦】固形シャンプーバーを自分の手で作る

最近、固形シャンプーバーを自分で作りました。
これまで、市販の固形シャンプーバー(LUSH・エティークなど)は使ったことがあり、使い心地もよかったです。
しかし、出来上がりの工程を知りたかったのと、どんな材料が使われているのか。
そして、自分が作れるようになり、他の人にも固形シャンプーバーを伝えられるのではという思いもあり挑戦してみました。

固形シャンプーバーってなに?


固形シャンプーバーは、水を使わずに作られている商品で、固形石鹸のような状態のシャンプーです。
従来販売されているシャンプーやリンスは、液体でできている物が多い中「固形?!」と驚く人もいます。
固形シャンプーは水が使われていないので、必要な成分のみで作られています。
ちなみに、市販のシャンプーは、水が9割・美容成分1割です。
なんか、そう考えると「ほぼ水じゃん!!」ってなりませんか。
洗浄力も泡立ちも従来の液体シャンプーと変わらないのに、成分はぎっちり入っているのは、なんかお得感を感じませんか(笑)

固形シャンプーバーの使い方

液体シャンプーに慣れている方は、固形シャンプーバーの使い方がイマイチ分からない方もいるでしょう。
私も初めはとまどいました。
でも、とっても簡単!

  1. 髪をよく濡らして、軽く汚れを流す
  2. バーを軽く濡らし、髪の表面に撫で付ける
  3. 指で髪を揉みこんで泡立てる
  4. 洗う
  5. 洗い流す

もう3〜4は、普段のシャンプーと一緒ですね!

リンスも同じ要領で行います。

  1. シャンプーした後の髪の水気を軽く取る
  2. リンスバーを髪の表面に撫で付ける
  3. 指で全体に広がるように撫でる
  4. 少し放置
  5. 洗い流す

リンスバーは、指でとかすように髪を撫でると、全体がなめらかになりますよ。

市販のシャンプーのデメリットってなに?


市販のシャンプーボトル商品は、プラスチック容器が一般的。
ドラックストアに並ぶ商品も、ほとんどがプラ容器に詰められています。
詰め替え用もプラパッケージが主流です。
つまり、使えば使うほど、どんどんプラスチックゴミが生み出されてしまいます。

また、合成界面活性剤の使用や、泡立ちもすごく水を多く使う必要があります。
美容室業界では、1日の水の使用量が約1200リットルと言われています。
これは、一般家庭の使用量が1日あたり平均120リットルとされているのに対し、約10倍の水道使用量です!!
これを知った時はかなり衝撃を受けました・・・。
そして、香料がきついことや、詰め替えが面倒な点もあげられます。

固形シャンプーバーにはたくさんのメリットがある


まず、第一に長持ちします!!
先に述べましたが、市販のシャンプーボトルは水が9割使われています。
ですが、固形シャンプーバーは水を使わず、成分濃度が高いので少量の使用で泡立ちます。
私はセミロングの長さの髪ですが、3回ほど撫でつけるだけで、もこもこの泡立ちです。
男性なら、1回撫で付けるだけで十分!!(旦那も使用しているので実証済み)
なので、コスパが非常にいいのが嬉しいですね!

そして固形なので場所を取らず、持ち運びも自由自在!
ボトルだと大きいし、詰め替えるのも面倒なので、旅行やジムにも活用できますね。
お風呂場もスッキリするので、掃除もしやすいメリットもあります!
洗浄力も従来のシャンプーと変わらず、泡もサッと流せるので節水にもなりますよ。

固形シャンプーバーを知れば、買う物を選ぶきっかけになる


私はずっと環境にやさしい生活を心がけており、脱プラに向けた商品を見つけては挑戦してきました。
今回も、自分でもシャンプーの材料を知って手作りできたらいいなと思い、その良さを伝えたいために、ディプロマ認定も受けてシャンプーバーを作るスキルを身につけることができました!

環境に優しい製品を使うことは、地球への優しい行動の一つです。
しかし、まずは知ってもらわないと、優しい商品を選ぶことが出来ませんよね。
そして環境への貢献だけでなく、新しいシャンプー体験を楽しみながら、エコな生活を実践したい方と繋がり、輪が広がっていけばとても嬉しいです!

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