こんな物もリサイクル!ちりつもでゴミになる物も回収しよう
ペットボトルや缶など、分別やリサイクルは身近になってきましたね!
しかし、普段何気なく使っている物がちりつもでゴミになっているものがあります。
それらを回収し、再度製品にリサイクルされている物がありますよ!
意外と気づきにくい物ですが、ちりつものゴミのリサイクルに取り組めばゴミが減らせるので、この機会に知っておきましょう!
第一三共ヘルスケアのおくすりシートリサイクルプログラム
一昔前は、紙でできた薬包紙が使われていましたが、現在はアルミニウム箔とプラスチックシートでできたPTPのお薬シートが主流です。
錠剤やカプセルの薬が増えたことと、遮断性や遮光性、防湿性などの性能があり柔軟に対応できるお薬シートは画期的でした。
しかし、お薬を飲み続ける人も増えれば、ちりつもでそのゴミは増えていきます。
そこで、第一三共ヘルスケアのおくすりシートリサイクルプログラムでは、お薬シートを回収して、再生プラスチックとして生まれ変わらせることができます!
お薬シートは、薬局・ドラッグストアなどで購入した薬から、病院・クリニックで処方された薬など、すべてのメーカーのおくすりシートも回収可能となっています。
現在は、横浜市内の一部の薬局、ドラッグストア、病院、公共施設などに設置した専用の回収BOXは設置されていませんが、横浜だけでも1tものお薬シートが回収されたとの結果があるので、全国に広がると良いですね!!
おくすりシートリサイクルプログラム
アイシティのecoプロジェクト
コンタクトは、目が悪い人だけのものかと思ったら、現在はおしゃれコンタクトレンズというものも販売されているのですね。
そんな中、使い捨てコンタクトケースが大量に破棄されています。
ワンDAYのコンタクトを使えば、1日1個、1ヶ月で30個、1年で365個のコンタクトケースがゴミとなり、多くの人がコンタクトを使うとそれだけ大量のゴミとなりますね。
コンタクトレンズのアイシティが取り組んでいるecoプロジェクトは、全国各地で使い捨てコンタクトレンズの空ケースのリサイクルを行っています!!
回収後は、リサイクル工場で再生ポリプロピレン素材となり、さまざまなリサイクル製品へと再生されます。
また、障がいのある方にリサイクル準備をしてもらい、自立・就労支援につなげたり、目の障害や病気の人のために日本アイバンク協会へ寄付されるなども行っているのです。
こちらも、コンタクトレンズのメーカーやご購入先も関係なしに、すべて回収してくれますので、コンタクトユーザーはぜひ回収に協力しましょう!
ecoプロジェクト
パイロットの使用済みペンリサイクル
鉛筆に赤青鉛筆を使う時代は、はるか昔のよう・・・。
現代はシャーペンやボールペンに変わり、消耗品として使い捨てが当たり前になっています。
筆記用具コーナーをみても、すべてプラスチック製品で使い捨てのものばかりです。
これらも、ちりつもで膨大な量のプラごみになってしまいます。
パイロットでは、回収した文房具類をアップサイクルしたり、リサイクルボールペンとして活用しています!
回収対象は、使用済みのプラスチック製筆記具類で、ボールペン本体や替芯(レフィル)、マーカー、シャープペンシルと替芯のケースからサインペン、そして修正テープや筆記用具のプラスチック包装材まで回収してくれるのが素晴らしいですね。
回収設置場所も全国にあり、学校にも多く設置されているので、SDGsについて身近に感じてもらいやすいでしょう!
使用済みペンリサイクル
LIONのハブラシリサイクル
すべての生活者にとっての生活必需品のハブラシ。
1ヶ月に一本交換するとなると、1年間で12本のハブラシがゴミになります。
これだけだと少しの量ですが、日本人の人口が約1億人、世界人口は81億人の人々がハブラシを使うとなれば、ゴミの規模は変わりますね。
私は自然にも優しい竹ハブラシを使っているのですが、竹ハブラシはまだまだ需要は少なく、市販では売られていません。
見渡すと、ほとんどがプラスチック製品のハブラシばかりです。
そんな使い捨てハブラシも、LINEのハブラシリサイクルで循環される取り組みが行われています!
回収されたハブラシは、植木鉢やプラスチック製品に生まれ変わります。
身近なハブラシだからこそ、回収が当たり前になる世の中にしていきたいですね。
ハブラシリサイクル
ゴミも無駄にしない
いかがだったでしょうか?
個人でのゴミは少量でも、ちりつもで大量のゴミになるものが多くありますね。
上記以外でも、ペットボトルのキャップの回収や、食品トレーの回収など、ゴミにせずに循環させる取り組みが多く行われています。
再度リサイクル品として生まれ変わる技術は、企業努力の証ですね!!!
本当にありがたいです!
ですが日本のリサイクル率はまだまだ低く、プラごみの量は世界の中でも多く排出しています。
リサイクルも大切ですが、プラごみを出さない取り組みも大切なことを忘れないようにしましょうね!!