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サステナブルファッションとは?知って広がる新しいおしゃれの楽しみ方

循環自然環境

サステナブルファッションが必要な理由

SDGsの目標「12.つくる責任 つかう責任」に関わる衣料、食料の廃棄ロス。
ターゲット12.3には
「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる」と食料については明確な目標が定められています。

衣料についてはSDGsターゲットに明示されていないものの、
ターゲット12.4では、
「2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。」という廃棄についての目標があげられています。

また、ナイロビで開催された2019年国連環境総会で、UN Alliance for Sustainable Fashion(持続可能なファッションのための国連アライアンス)を立ち上げ、ファッション業界がSDGsに貢献し、業界にまつわる社会問題と環境問題、両方の解決を目指しています。

服作りが地球にかける大きな環境負荷

ほかにも国連貿易開発会議(UNCTAD)では、ファッション業界が世界で第2位の汚染産業として
みなしているということを国際連合広報センターの記事では伝えています。

どれだけ環境問題に関わっているかという一例に、
“ジーンズ1本を作るためには、約7,500リットルの水が必要。ファッション業界は毎年、930億立方メートルという、500万人のニーズを満たすのに十分な水を使用し、約50万トンものマイクロファイバー
(石油300万バレルに相当)を海洋に投棄。炭素排出量を見ても、ファッション業界は国際航空業界と海運業界を足したものよりも多い量を排出。”

ということをあげています。

ファストファッションが抱える闇

「大量生産・大量消費・大量廃棄」を生み出しているというファストファッションについての問題点、これからの方向性について、下記のドキュメント映画も考えさせられます。

    『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』

https://unitedpeople.jp/truecost/
2015年製作/93分/アメリカ

『スローイング・ダウン ファストファッション』


2016年アメリカ, イギリス, フランス映画。

ブランド品も直面する膨大な衣服廃棄

衣料品の廃棄問題はブランド業界でも議論を呼びました。2018年にはイギリスの高級ブランド・バーバリーが約41億8000万円相当の過剰在庫を処分していたニュースが大きく報じられました。この批判を受け、同社は即座に売れ残り商品の焼却全廃を発表し、現在では国際的にアパレル在庫の廃棄規制が大きく加速しています。 (出典:BBC NEWS JAPAN

日本における服の廃棄量と環境問題

環境省の最新データによると、国内の家庭から可燃・不燃ごみとして排出される衣服の量は年間約47万〜48万トンにのぼります。これは毎日、大型トラック約130台分もの衣服が焼却・埋め立て処分されている計算です。手放された服のリユースやリサイクル率は約4割まで増えていますが、依然として手放す衣服の多くがゴミとして廃棄されているのが現状です。 (出典:環境省 サステナブルファッション

今日から試せるエコな服の楽しみ方

これまでのような「すぐに使い捨て」するファッションの楽しみ方は地球環境にとっていいことはなく、楽しみ方を変えていく必要があるでしょう。

「何から始めればいいの?」とお悩みの方には、環境省が公開している「サステナブルファッション」特設ページがおすすめです。政府は2030年度までに衣類廃棄量を25%削減する目標を掲げており、ページ内では現状の環境負荷データから、私たちが明日から実践できる気軽なアクション、企業の最新事例まで分かりやすく紹介されています。

ファッションに関わる問題をシェアしやすい、SNS投稿に利用可能なシェア画像もあり。シェアを広げたい人はぜひチェックを。
サスティナブルファッションシェア画像

服を循環させる楽しい衣服交換会の魅力

また、この取り組み例のなかで「ファッションと環境へのアクション “明日から私たちが取り組めるアクション“」「2.リユース(再利用)でファッションを楽しもう」のカテゴリー、消費者の取り組みの「服をシェアして楽しもう」に、“ファッションスワップ(衣服交換会)。”という言葉が出てきます
物々交換のような催しで、自分が不要になった洋服や小物を持参して参加し、気に入ったものを持ち帰りできるというもの。フリーマーケットよりも倹約でき、地域の人の交流の場になりえそうです。国内では2007年にxChange(エクスチェンジ)がスタートさせ、企業タイアップイベント、NPO、メディア主催のイベント等で開催されています。今後、地球環境にやさしいファッションについて知る人が増えれば、このようなイベントも増え、常に交換できるスペースの設置も考えられるのではと思いました。

ファッションが楽しめること自体、平和な象徴でもあるので、
地球環境に負担をかけないファッションをよく知って、罪悪感なしに楽しみたいものです。

サステナブルファッションについておすすめしたいこと、広めたいことなど、コメント、投稿をよろしくお願いします。

サステナブルファッションに関するQ&A

Q1:サステナブルファッションは高額なイメージがありますが、手軽に始める方法はありますか?

A:高価なエコブランドを買うことだけがサステナブルではありません。今持っている服を大切に長く着たり、古着(セカンドハンド)やフリマアプリを活用したり、友人や地域での「服の交換会」に参加するのも立派なアクションです。お金をかけずに自分らしいおしゃれを楽しみながら、地球に貢献できます。

Q2:ファストファッションの服を買うのは良くないことなのでしょうか?

A:一概に悪とは言えません。大切なのは「どこで買うか」よりも「どう使うか」です。安価で購入した服であっても、ワンシーズンで捨てずに丁寧にお手入れをして長期間大切に着続けることで、地球環境への負担を大きく減らすことができます。お気に入りの1着を長く愛用する姿勢が最も効果的です。

Q3:もう着なくなった服を手放すときは、どう処理するのが最も環境に優しいですか?

A:まずは捨てる前に「リユース(再利用)」を考えましょう。状態が良いものはフリマアプリやリユースショップで売却するか、自治体やアパレル企業の回収ボックスへ持ち込むのがおすすめです。汚れがある服でも、綿素材なら掃除用のウエス(雑巾)にするなど、ゴミとして処分する前に再利用する工夫ができます。

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世界中で広がる服の大量消費を見直す動き。海外ではウルトラファストファッションへの規制が始まるなど、私たちの服選びも新時代を迎えています。もっと気軽にエシカルなおしゃれを楽しみたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
👉ウルトラファストファッション規制が仏で成立!私たちの服選びへの影響
👉洋服で始めるSDGS。エシカルにファッションを楽しむコツ

(2026年7月加筆)
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参考データ(2021年8月調べ リンク先が削除されている場合があります)
・国連環境総会
https://www.unep.org/news-and-stories/press-release/un-alliance-sustainable-fashion-addresses-damage-fast-fashion
・持続可能なファッションのための国連アライアンス
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/33203/
・国連貿易開発会議(UNCTAD)
・https://unctad.org/” rel=”noopener nofollow
・国際連合広報センター
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/32952/
・BBC NEWS JAPAN
https://www.bbc.com/japanese/44895854
・環境省サステナブルファッション
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
xchangエクスチェンジ概要と歴史
http://letsxchange.jp/about/history

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編集部

TSUNAGOOD編集部 「地球にいいことって何を選べばいいの?」そんな疑問に答えられるよう、未来の地球につながる情報を発信するエディター集団です。地球環境・人権問題などの難しいトピックも、編集部が公的データに基づき丁寧に紐解き、日々の暮らしに取り入れやすいヒントとしてお届けします。[Instagram・Xでエシカルな日常を発信中]

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